痣 ページ7
〈ぴくとside〉
痛くないって分かっててもやはり好きな人に手を出すのは嫌だった
前までは何も感じなかったのに
『手を出せ』そういわれた
だから渋々前に出てAを殴る
痛くはないらしいが先程ゾムさん達が殴った痣が出てくる
te《流石に痣が出てこないのは怪しまれるからね
グルッペンさん達については別にどうでもいい事らしいけど僕についてはマイナスでしかない
心がギチギチとしまる音がする
ほんとは今にも泣きそうになるが声と涙を殺して殴る
Aがやめてというが僕はやめなかった
ここでやめたらだめだ
そう分かってた気がしから
途中Aが脳内に喋りかけてきたが僕は目の前の事で精一杯だった
Aを殴ってる手がどんどん強くなる
Aを傷付けたくない
そう思ってるのに身体が言う事を聞かなくなっていた
ti「も………もうやめよ……」ｽｯ
ティアラが青ざめた顔で目を逸らす
先程まで余裕をかましていた顔に余裕が無くってきた様子だった
殴られる父の事でも思い出したのだろうか
それにはAもびっくりしていて目を見開いてティアラを見ていた
ｶﾞｼｯ
gr「………ぴくと、お前が我々の仲間という事が分かった。だからもう辞めろ。ティアラがいつも以上に震えている」
グルッペンさんが僕の腕を止めてくれなんとか身体に制御が効いた
Aを見ると大量の痣があった
見た目だけリアルなので鮮血も流れている
僕はAの血を見て改めて自分がやったと思ってしまう
その瞬間僕は逃げ出したくなった
ｶﾞﾁｬｯ
te「A！」
天の声が聞こえた
天は僕の脳内とAの脳内をちゃんと知っているらしく僕を責めようとはしなかった
どうせなら責めてほしかった
怒って欲しかった
te「A…！大丈夫…？」ﾊﾞｯ
『うん、大丈夫大丈夫。じゃ、変な誤解も解けたようなのでうちは帰らせて貰いますね〜』
te「その前に保健室行こ」
te《たとえ痛みがなくともリアルでは血流れてるんだからね
ﾊﾞﾀﾝｯ
A達が去っていった後生徒会室に残ったのはドアの音の余韻と静寂だった
途中からティアラの荒い息の音が聞こえそれに続きゾムさん達の言葉だけで皆生徒会室から出て行ってしまった
グルッペンさんがこちらをじっと見たあと、ゾムさん達の後ろの方へと駆けていった
残ったのは結局自分一人と僕を心配してくれてるらっだぁさんだけだった
ーーー
変に期間あけてすいません。
普通に肝試し見てました()
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セロハンテープ。(プロフ) - 更新が深夜にしか出来ない…。せっかく冬休みに入ったというのに…!!! (2021年12月27日 16時) (
レス) @page47 id: bf08829220 (このIDを非表示/違反報告)
セロハンテープ。(プロフ) - 雪月くらげ。さん» 笑ってくれて嬉しいです!!指輪………ﾌﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ（きっしょ） (2021年12月26日 23時) (レス) id: bf08829220 (このIDを非表示/違反報告)
R社組?柴犬愛護団体所属 シュークリーム(プロフ) - セロちゃん、ボード来てくれんっピか？ (2021年12月26日 18時) (レス) id: a148e85650 (このIDを非表示/違反報告)
R社組?柴犬愛護団体所属 シュークリーム(プロフ) - セロハンテープ。さん» え！？じゃあ私と同じようにセロちゃんとうちのツーショットイラスト描いて！ (2021年12月26日 10時) (レス) id: a148e85650 (このIDを非表示/違反報告)
雪月くらげ。(プロフ) - 地味に主ちゃんがメタ発言連発しているのを見て笑いましたありがとうございます。指輪…(震え声) (2021年12月26日 1時) (レス) id: 017b983cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セロハンテープ。 | 作成日時：2021年9月21日 16時
