自称サンドバッグ屋 vol２ (ページ2)

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お願いページ2

少しだけ間があった

気まずいな

ri「……お前は逃げなくていいのか」

ﾊﾞｯ

ｶﾞｼｯ

死刑囚がリアム看守の手を振りほどきこちらに走ってしがみついてきた

？「なぁ助けてくれ!!俺はまだ死にたくない!!頼む!!なんでもするから！」

あ、言ったな？コイツ

ri「離れろ。さもなければ俺が手を下すぞ」

ﾁｬｷ…

剣をチラつかせるリアム看守

それ逆効果なのでは

？「ヒィィィｯ」

『誰だか分かりませんがお願い、聞いてくれますか？』

？「なんでもする!!」

ri「１９番!!勝手な契約h

『私からのお願いは、死んでくださいで』

………」

『なんでもしてくれるのでしょう？死刑囚さん？♡』

？「く、狂ってやがる､!!!」

情けねぇなーコイツ。嫌なら最初から犯罪を起こすんじゃない

ri「立て。さもなくばここでお前を切る」

？「ｯ…!!どけｯ!!!」ﾊﾞｯ

押し倒してくる

思いっきり尻を打ち付ける

痛ぇってば!!!

ムカついたので足を伸ばして足を絡ませる

見事に転ける

へ！ざまあみろ!!!←

ｻﾞｸｯ

目の前で死刑囚の背中に剣が刺さる

自分の頬に生暖かい感触のモノが飛び散る

？「ｶﾞｯ……!!!!」

ri「大人しくしてればすぐ済んだものの」

今までリアム看守の目は笑っていなかったが今回はガチで笑ってなかった

怖

ri「立て」

？「ｸﾞｯ……!!」ｽｯ

ri「何か言い残すことはあるか？」

？「ぜってぇ殺してやる…！」

ﾊﾞｼｭｯ

ｼﾞｭｯ

死刑囚は落ちて行き焼ける音と匂いがする

別に怖くもなかった

人が死ぬ事なんて

どうせ死刑囚だし

ｽｯ

目の前にリアム看守の顔がある

近いのでちゃんと顔が見える

うーわ顔面偏差値たっか

ﾇｸﾞｯ

リアム看守はハンカチを取り出して頬に付いたモノを拭き取っていく

ri「大丈夫か？怖かっただろう」

ついでに頭も撫でてくる

いや頭はいいやろが

『大丈夫です。あんまり怖くはなかったですよ』

ri「！そうか。いい機会になったか？」

『なったと思いますよ』

ri「なら良い。じゃあ奴らの所まで戻るぞ」

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『あ"？』

te「おはよ。また昔の夢見てたの？」

『それっぽい。まぁ嫌なことでは無いからええんやけど』

あれから時間が過ぎて少年院はちゃんと罰せられたようだし

７番…いや、ジョンは脱獄に成功したようだ

もちろんリアム看守から質問等は来たが分からないとの事だけ伝えてある

なんか、信用してもらってたのに悪いことしたな