船津せんせーと私。 (ページ7)

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稜雅ｻｲﾄﾞ

小笠原と教材を運んで、1時間が経った。
こいつもこいつですげえぞ。
ジュースとパンケーキだけで、居残り引き受けちゃうんだから。

やっぱJKは流石だな。

『先生。』

船「はい。」

『疲れました。』

船「だな。続きは明日の朝やるか。」

『はい。頑張ってください。』

お、おおぉ。だいぶ勘違いしてるな。こいつ。

船「ん？お前も明日早く来てな？」

『は？』

船「ひ？」

『そうじゃなくて。』

こいつと話すの楽しいわ笑

『絶対嫌です。』

船「成績あげてやるからよ。」

『何時に来ればいいですか。』

俺、こいつの性格好きだわー笑

船「 8時半が通常登校なんだろ？なら、8時にここ集合な。」

『は、マジかよ。最悪。』

船「急に口悪っ。笑」

そして、俺らは駅前のパンケーキ屋に寄って帰った。

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Aｻｲﾄﾞ

連れてきてもらったのはめちゃくちゃオシャレなパンケーキ屋さん。

想像以上の美味しそうなパンケーキばかりで興奮する

『先生ってよくここに来るんですか？』

船「おう。俺の行きつけ。」

『意外です。』

船「失礼だね。」

『はい。』

そして、二人席のテーブルに座った。

向かい合う系の席だったから嫌でも視線に先生が入ってきた。

いいや、パンケーキ眺めてよ。

『先生何にしますか？』

船「うーん。俺は、コーヒーだけで。」

え、つまんな。

船「今、“つまんな“とか思っただろ。」

『思ってないです。』

船「大人なので、コーヒーを飲みます。」

『そーですか。』

なんの主張だよ。船津先生意外と面白い。

船「小笠原はどうする？」

『うーんと、“ふわふんホイップチョコストロベリーケーキ“で。』

船「うわっ、聞いただけで、腹壊しそう。」

『行きつけのお店の悪口ですか。』

船「注文しますね。」

分かりやすく、話をそらした船津先生。

そして、定員さんがやってきた。