33話 公園で会ったよね。 ページ36
ｷｨ……ｷｨ……
ブランコの揺れる音が聞こえる
そう、私雲雀カレンは今
恭弥とクソくだらないことで喧嘩してきてしまったのである
喧嘩の内容はなんと『こたつはいるか？！いらないか？！』
ほんとにクソくだらないのである。
『はぁ……っ』
ため息をこぼし、ブランコから降りた
幸せが逃げるとか今はどーでもいい、もう既に逃げたし
ｸﾞｳｳｯ……
やべ、お腹空いた買い食いでもしよっかなー
こんなことを考えながら公園を出ようとすると
「……」
ベンチで横たわってる少年がいた
しかもリンゴ付き
食べたくなる(リンゴを)衝動を抑えて話しかけてみる
『ねぇ、生きてる？おーい！』
頬をつんつんとつねったり、伸ばしてみたりと色々試したが
起きる気配なし
『おい！！！！！死んでんのかよ！！！！！！』
高速でつんつんすると
「さっきからうるさいです……それに知らない人の頬をつつくって
しかも貴方よりミーは年下なんですよー？、ショタコンなんですかー？」
睨みながら毒を吐いた
えぇ……(困惑)
『君、なんでここで寝てるの？』
めげずに話を進めてみる、すると
何故か少年の顔が暗くなった
「……家出したから」
この年で家出？！？！
ませてんなこのガキ……とか思いつつ私は苦笑いを浮かばせて
『そっか、なら私と一緒だね』
自分が何でここにいるかも話した
すると、私の理由を聞くなり少年は嫌味な顔をして
「うわ、くだらな」
と言ってきた、ド正論なので言い返す言葉がない悲しいわ。
『あ、そだ！隣座っていい？』
流石に空気椅子はきつくて……と腰をさすりながら言うと
おばあちゃんですねー、と鼻で笑われた
正直言い返す言葉がない。
『んで、君って家出したんだよね？』
少年の隣に座って、優しく質問をする
するとまた暗い顔になって小さな声で……はいと答えた
私は少年の手を取り
『だったらさ、
それにすーぐ見つかるぞ？』
微笑みながら、家に来ないかと言ってみた
すると少年は泣きそうな、嬉しそうな顔になり
「……はいっ！！」
笑顔で答えてくれた
なんで覚えてなかったかというと、あのあと爆睡して
寝起きに覚えてないの？！と言われたから頭の中がこんがらがってパニックになったからである。
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ミリア - すごく気に入った作品で大好きな作品になりましたもし他の作品を作る予定ならリボーンの世界にトリップしたアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品で雲雀さんがでってくる作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけてがんばてください。 (2017年8月7日 19時) (
レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
あーさん - はじめまして。あーさんです！コメントを返していただくときはあーだけでお願いします(あーさんさんになるため)すごくすごく面白いです！私的に最高の設定です！！これからの更新楽しみにしています！頑張ってください！！ (2017年7月24日 12時) (レス) id: 7272f6eb3f (このIDを非表示/違反報告)
朝比奈(プロフ) - CANさん» ありがとうございます！！頑張りますね！！これからもこの小説をどうかよろしくお願い致します！(´；ω；｀) (2017年7月20日 23時) (レス) id: 88af79546a (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - シスコン溺愛ヒバ様・・・マジ萌えです！癒されました！体調に気を付けつつ、更新を頑張って下さい！これからも楽しみにしてます！ (2017年7月19日 20時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
朝比奈(プロフ) - 玲さん» すみません！！！新しいキーボードにあまり慣れてなくって…！！ご報告ありがとうございます！！ (2017年7月9日 23時) (レス) id: 88af79546a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝比奈 | 作成日時：2017年6月11日 19時
