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6話3/3 ページ10

『そうだったんですね!それはそれは…。ん…?という事は私はずっとあの時の焼肉屋の店員さんだと思われていたわけですか?』


「そういうことになりますね!」


『私は今のバイト先になって初めて内田さんが来た時にすごくびっくりしてました…』


「俺のことはその時に知ってた感じですか?」


『知ってました…』



「なんだー!もっと早く確かめておけばよかったー!突然知らない男に、「昔あそこで働いてた店員さんですか?」なんて聞いたらそれこそ気持ちの悪い男だなって思って話しかけられなかったんですよ〜」


『確かにそれは何だか危ない臭いがしますね。』



「だから今日…まさか俺の事、あと姉さん!笑 の事を知ってるってわかって、つい話しかけちゃいました!いやぁ、この仕事してて良かったなって思いましたね!ほんと!」


『私は知らないフリで通そうとしていたのでかなり恥ずかしかったですし混乱しましたよ!!目の前で熱弁してたのがバレたし何より好きな声優さんが私に普通に話しかけてきて心臓ぶっ壊れるかと思いました!!…ぶっちゃけ言うと嬉しかったですけど!』


話が進むたびに状況が理解でき、ようやく自分も普段通り喋れるようになってきた気がする。と、同時に目の前に好きな声優さんが私に向かって話をしているという事実にファン心が暴れだし、心臓が過活動を始めた。



『っ…いや…本当に…内田雄馬さんだ…って思うとちょっとやばいですね。』


「俺もなかなか…自分のファンでいてくれる普通の方とお話するのは無いので…突然ご飯に誘ってすみません!ていうか焼肉大丈夫でしたか?働いてても好きとは限りませんよね!?」



『あ、それなら大丈夫です!お肉は大好きです!!』




「よかったー!」


目の前で安心したような顔で笑うたそを直視してしまい、心臓の音がどんどんうるさくなる。
次はなんて言おうか、なんて考えていたら、ちょうどいいタイミングで最初の料理が運ばれてきた。


「お待たせしました!チョレギサラダと上タン、あとこれ店長からサービスのキムチですー!先輩、彼氏さん!ゆっくりして言ってくださいね!」

「わっ!サービス!ありがとうございます!」

『美希ちゃん、だから彼氏じゃ』


またもや否定する前に去ってしまった。


「まあひとまず俺の説明も出来たので…楽しいご飯の時間にしましょう!」


そういって手を合わせるたそに合わせ私も手を合わせる


『そうですね!』




「「いただきます!」」

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- 雄馬くんが大好きなので読んでいてとても楽しかったです!続きを楽しみにしています! (2019年7月25日 1時) (レス) id: 36b3eb6f5b (このIDを非表示/違反報告)
ことぴ(プロフ) - 澪さん» 澪さん、コメントありがとうございます!まさかこの小説にコメントが頂けるなんて思ってもみなかったのでとても嬉しいです!今後ともよろしくお願いします! (2017年10月27日 0時) (レス) id: d1b7cf8df6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 私も内田雄馬さん好きなので書いてくれてうれしいです!!内容も私的にはキュンキュンしました、ありがとうございます!続き楽しみにお待ちしてますね♪ (2017年10月26日 10時) (レス) id: bc7533a83c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことぴ | 作成日時:2017年10月10日 0時

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