３話 ページ4
今日はついに、ついにあのゲームの発売日！
この日の為にバイトを休みにし、今にもなりそうなお腹を無視してバイト先に直行する。
事情が知っている店長も、快くシフトをOKにしてくれた。
「Aちゃんがずっと欲しがってたゲームってこれか〜。」
『絶対発売日に買いに来るので！よろしくお願いします！この日は休みます！』
「了解了解！なんだっけ？このゲームの声優さん・・？が好きなんだっけ？」
『そうです！内田雄馬さんです！じゃあこの日買いに来ます！』
そういえばシフトを提出するときに店長の前でえらい熱弁してしまった、そんなことを思い出しながら店の中へ入る。
新作のゲームコーナーへ直行するとそこには噂の店長がいた。
「あ、Aちゃんだ。おかえり〜」
『店長！お疲れ様です！』
「例の楽しみにしてたゲーム買いに来たんでしょ！なんだっけ、えーっと、あの声優さん。」
『内田雄馬さんです！！』
「あ〜そうそう、内田さん。」
『あ、内田さんなんですけど、姉弟で声優なんですよ！！お姉さんは内田真礼さんって言ってですね、実はこのゲームに出てて、姉弟でこのゲームに出てるんですよ！すごいですよね！もう最高ですよね･･･って、あっ、仕事の邪魔ですよね！すみません･･･！』
「いや、大丈夫。Aちゃんは本当にその声優さんのことが好きだよね〜。」
『この日を楽しみにしてたの店長にはバレてますもんね･･･あはは･･･』
「困ることじゃないから大丈夫でしょ！邪魔してごめんね、はやく買っておうち帰りな！」
『ありがとうございます！失礼しますね！』
(理解のある店長で本当に恵まれてるなあ･･･)
そんなことを思いつつ、右手にはしっかりと今日発売の待ちに待ったゲームを握りしめレジのほうへと向かっていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
南 - 雄馬くんが大好きなので読んでいてとても楽しかったです！続きを楽しみにしています！ (2019年7月25日 1時) (
レス) id: 36b3eb6f5b (このIDを非表示/違反報告)
ことぴ(プロフ) - 澪さん» 澪さん、コメントありがとうございます！まさかこの小説にコメントが頂けるなんて思ってもみなかったのでとても嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2017年10月27日 0時) (レス) id: d1b7cf8df6 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 私も内田雄馬さん好きなので書いてくれてうれしいです！！内容も私的にはキュンキュンしました、ありがとうございます！続き楽しみにお待ちしてますね♪ (2017年10月26日 10時) (レス) id: bc7533a83c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ことぴ | 作成日時：2017年10月10日 0時
