11話 1/3 ページ19
-雄馬side-
こんばんは、内田雄馬です。大ピンチ、とても困ってるよ！！
「んで、ゆーーーっくり聞かせて貰うよ？洗いざらい吐け〜！」
「いや、いやいやいや？落ち着こう、姉さん落ち着け、落ち着こう…雄馬、心の俳句…」
「雄馬が落ち着けてないよね！教えてよ〜！Aちゃんに、つ・い・て」
「なんでしっかり名前覚えてるの！？！」
「姉さんの観察眼を舐めてはいけないのです！諦めなさい！」
「っ！はー！もう！わーかーりーまーしーた！」
こうなったら話すまで絶対に止まらないと判断した俺は白状すると決めた。たまたま出会って、俺が誘って、友達になったこと。出会いから今に渡るまで。
「…なるほど、雄馬がそこまでグイグイ言ったわけか…やるじゃん！そこまで気になってるんだね」
「っ、まあ、そういうことになるけども！」
「可愛い？」
「へぁ？」
「Aちゃん、可愛いの？姉さん気になるなぁ！！雄馬がそこまで気にかけちゃってる女の子！！」
「か、可愛い、と思うことは、かなりあると言いますか」
「ねえ雄馬、電話かけてよ！」
「いや待って？姉さんちょっと勢いがすぎるよ！！何言ってんの！！」
「姉さんもAちゃんとはーなーしーたーい！！じゃあじゃんけん！！じゃーんけん！！」
「え〜！？！！！！」
「声聞くの楽しみだなぁ、雄馬〜！連絡取れた？？」
あっさりと負けた俺は、姉さんの言う通りに(香純)ちゃんにLINEを入れる
突然でゴメンなんだけど、今って電話大丈夫?Aちゃんだ、大丈夫だけど!どうしたの?
もうここまで来たら事情は話さずにいきなり掛けた方が楽しそうだな…姉さんの事も好きだって言ってたし、なんて半ばやけくそになってきた。
「大丈夫だって、はい、姉さん、かけて」
「私からかけていいの？」
「うん、多分その方がおもしろいから」
「いいねいいねえ！！じゃ、かけまーーす！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
南 - 雄馬くんが大好きなので読んでいてとても楽しかったです！続きを楽しみにしています！ (2019年7月25日 1時) (
レス) id: 36b3eb6f5b (このIDを非表示/違反報告)
ことぴ(プロフ) - 澪さん» 澪さん、コメントありがとうございます！まさかこの小説にコメントが頂けるなんて思ってもみなかったのでとても嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2017年10月27日 0時) (レス) id: d1b7cf8df6 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 私も内田雄馬さん好きなので書いてくれてうれしいです！！内容も私的にはキュンキュンしました、ありがとうございます！続き楽しみにお待ちしてますね♪ (2017年10月26日 10時) (レス) id: bc7533a83c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ことぴ | 作成日時：2017年10月10日 0時
