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7話 3/3 ページ13

「じゃあ、ここからが本題なんだけど」


『本題ですか?』



「俺と友達になってほしい!」



『んなっ!?友達ですか!?!いやまってどういうことですか、何が起きてるんですか…?え?私が?内田さんと友達に…?』



「友達になって欲しいってわざわざ言うのも中々無い経験でなんかちょっとおかしいけど…、そう、友達!佐伯さんと俺が!なんか面白いし、楽しいし、肉友…?みたいな?いやちょっと違うな…友達としてもっと佐伯さんと色々喋りたいしご飯も行きたいって思ったから友達になるしかないと思って!ダメかな?」


『いや、いやいやダメとかではないんですけど!?本当に私ファンですからね!?プライベートな友達としてはなんかちょっとアレですよ?ポロっと色々出てしまう気がして…ファン的な…何かが…』


「ダメじゃない!?やったー!!」


私の主張の後半部分を全部カットされたようです


『あ、あれ?』


「ふふふふ、手始めにLINEをですね、教えてほしいなぁ、佐伯さん!」



『え、あ、あれ?は、はい!』



勢いに任せてスマホを取り出す。



「追加できた?」



LINEの画面に表示される"内田雄馬"の名前
震える手で「追加」のボタンを押した。



『できました…。ていうか本当に大丈夫なんですか、こう、芸能人的なそれ的に…』


「問題無いよ!どんな友達を作るのかは俺の自由…ってあ、アイコン」


『あっ、ちょっ、あ、あのですね、桜庭先生が…アニメ…つい…ごめんなさいひぃ』


「問題無い。いつも応援ありがとう。プロデューサー」


『!?らばせんあああ!?ちょ、えっああ…』


「面白い笑」


『ファン心を楽しんでませんか!?いきなりずるいです!!!』


「出来心で!」


『心臓に悪いのでやめてください!!!とりあえずありがとうございます!!ダメですよ!ファンに簡単にそういうこと!!!』



「ん〜、ファンだけど友達だから!いや、おもしろ…笑」



『遊んでません!?』



「気のせい!」



『さ、左様ですか…』






正直言ってここからはあんまり記憶になかった。
大好きな声優さんは、どんな力が働いたのか、私のことを友達と呼んでくれるようになったのである。

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- 雄馬くんが大好きなので読んでいてとても楽しかったです!続きを楽しみにしています! (2019年7月25日 1時) (レス) id: 36b3eb6f5b (このIDを非表示/違反報告)
ことぴ(プロフ) - 澪さん» 澪さん、コメントありがとうございます!まさかこの小説にコメントが頂けるなんて思ってもみなかったのでとても嬉しいです!今後ともよろしくお願いします! (2017年10月27日 0時) (レス) id: d1b7cf8df6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 私も内田雄馬さん好きなので書いてくれてうれしいです!!内容も私的にはキュンキュンしました、ありがとうございます!続き楽しみにお待ちしてますね♪ (2017年10月26日 10時) (レス) id: bc7533a83c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことぴ | 作成日時:2017年10月10日 0時

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