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それに、厄介なのは平野だけではない。

平野のクラスの担当の岸優太先生もだ。


岸「 えーと・・・これがこうで、あれ、なんだっけ 」


これでほんとに教師になれたのが奇跡みたい。


岸 「 ー・・・てなわけで〜 」



もう岸先生の授業全然頭に入ってこなーい。


もう五時限目だし眠気は限界になってきている。


あ、駄目だもう。まぶたが、おも ・・・


岸 「 おいっ、七瀬、聞いてるか?」


「 いや、全然聞いてません 」


岸 「 そんなハッキリ言われると傷付くじゃん!」


「 じゃあ眠くならないような授業お願いします 」


周りからは「それな〜」とか「 岸先生ドンマイ」とかの声が上がっている

クスクスと笑う声も聞こえて、少しの優越感に浸っていると、


「 はい、先生にそういう事言う子は放課後お説教でーす!」


「 ええええっ!?!?」


しくじった・・・。調子乗りすぎた。

先生のその一言で眠気は一気に飛んでいって、
後悔が頭をうめつくしていった


・・・いやでも私は事実を言っただけだし。


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作者名:凛華 | 作成日時:2018年9月30日 21時

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