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『あれ?おっかしいなぁ…』


1週間ぐらい前から、行きつけのホテル(ラブの方)のメンバーズカードがないのだ。

あれがないと困るよー。割引してもらえるのに…。

まぁ次行った時に新しく作って貰えばいっか。
そんな呑気な事を考えていると、



JK「A」

『はいぃ!?』


私が今最も恐れている人物、ジョングク様が後ろにたっていた。



JK「今日から部活で帰り遅くなるから」

『いや。ジョングク様は帰宅部でしょ?』

JK「……実は、ちょっと行きたい所があって」




これは、嫌な予感がするぞ。




『どこに行かれるんですか?』

JK「何でAに言わないと行けないの?」

『…何かあった時のためです』

JK「俺もう高校生だから」



くそっ。

中々言ってくれないジョングク様。



これはもう、最終手段だ。




『言わないなら、ご主人様に言いつけます。あの人は物凄く過保護なんですから。…ジョングク様なら分かりますよね?』


JK「…っ!ヒョンには、秘密にしてよね」


『はい!』



若干「卑怯だぞ」という目で私を見てきた気かするけれど。


よっしゃ!パクA、初の大勝利!!
一人で喜びを噛み締めていると、ジョングク様にカードの様なものを渡された。






…ん?このカードって、




もしかしてだけど、


もしかしてだけど、


もしかしなくても…









『これ…!』



私のカード!!!そう言おうとしたのを慌てて飲み込む。


あっぶね、バレるところだった。


ジョングク様は目を見開いた私を見て、慌ててカードを奪い取る。

…それ、一応私のなんだけどナ



JK「別にAが思ってるような事するわけじゃないし、探し物があるだけだから!」


いや、まさに私が思ってるような事しようとしてるよ君。


高校生があんな所行くもんじゃないって、この前言ったばかりなのに…さては、学習してねぇな?






頬を赤く染めて「行ってくる!」と言ったジョングク様の背中をただただ見つめる。
…絶対会えないと思うけど、頑張れよ(他人事)




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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:タレント
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カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします!!!!!! (2021年1月25日 10時) (レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
かぼた(プロフ) - 更新はやく待ってます! (2020年5月25日 18時) (レス) id: 94aa2d9870 (このIDを非表示/違反報告)
- ナカムラさん» いえ!全然不快では無いです!むしろ私も大好きな漫画だったので嬉しいです!これからも楽しみにしておりますので更新頑張って下さい(^^)! (2020年5月20日 0時) (レス) id: 0da1668b8d (このIDを非表示/違反報告)
ナカムラ(プロフ) - ?さん» はい(;_;)この漫画すごく大好きで...是非ジョングクさんで書きたい!ってなりまして。少しアレンジして書いてますが不快に思われたらすみません! (2020年5月20日 0時) (レス) id: f224d404b3 (このIDを非表示/違反報告)
- 執事たちの沈黙? (2020年5月19日 23時) (レス) id: 0da1668b8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナカムラ | 作成日時:2020年5月18日 20時

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