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JK「ほんっと使えない」
ダンッ
とテーブルに手をつき、その勢いで食器が揺れる。…少しは手加減してほしいよね。この前ガラステーブル割ったばかりだよ。
JK「何で朝食でにんじんが出るわけ？俺嫌いって言ってるよね？」
『甘く煮込んであるので大丈夫ですよ。それに野菜も少しは食べないと不健康になってしまいます』
JK「こんなクソまずい料理食べた方が不健康になるから。もういい。今日は朝いらない」
ジョングク様は「おやつのバナナキック買っておかないとクビね」と付け足すと、ガタンッと扉を閉めて玄関へ向かってしまった。
『はぁ…』
この屋敷で専属メイドをする事6年。出会ったばかりの頃はまだ小さかったジョングク様も、気づけば高校2年生になっていた。
最近は思春期真っ只中なのか、朝ご飯でも何でも少し気に入らない事があればすぐ私に当たってくる。
でも、そんなジョングク様も可愛い…
なーんて事は全くない。
『あのクソガキめ…』
チッと舌打ちをする。
フツフツと込み上げる怒りを抑えるために、とりあえず深呼吸。いや、こういう時はため息すると良いんだっけ？
さっそく実践しようと思い、はぁぁぁあー…と大きなため息をつくも、やっぱりイライラはおさまらない。
TN「キャンキャン！」
『あっタナ〜』
足元にふわふわとした感触。下を見てみるとご主人様の愛犬【ヨンタン】がきゅるるんと心配そうな目でこちらを見ていた。
『そっか。タナもあのクソガキが心配なのか。でも大丈夫。ジョングク様は幼少期からご主人様に甘やかされすぎて生意気小僧になってしまっただけ。いずれ大人になれば、あの歪んでる性格も多少は改善するはずだよ』
待つ姿勢って大事だからね、うん。
『よぉし。今日はクソうさぎが夕方まで帰ってこない日だから、自由時間たくさんある！』
タナにいつもの高級フードをあげた後、急ぎ足で私も玄関に向かった。
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カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月25日 10時) (
レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
かぼた(プロフ) - 更新はやく待ってます！ (2020年5月25日 18時) (レス) id: 94aa2d9870 (このIDを非表示/違反報告)
？ - ﾅｶﾑﾗさん» いえ！全然不快では無いです！むしろ私も大好きな漫画だったので嬉しいです！これからも楽しみにしておりますので更新頑張って下さい(^^)！ (2020年5月20日 0時) (レス) id: 0da1668b8d (このIDを非表示/違反報告)
ﾅｶﾑﾗ(プロフ) - ？さん» はい(;_;)この漫画すごく大好きで...是非ジョングクさんで書きたい！ってなりまして。少しアレンジして書いてますが不快に思われたらすみません！ (2020年5月20日 0時) (レス) id: f224d404b3 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 執事たちの沈黙？ (2020年5月19日 23時) (レス) id: 0da1668b8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾅｶﾑﾗ | 作成日時：2020年5月18日 20時
