サイコパス、四人目。 ページ5
Aside
あぁ〜………びっくりしたぁ…………。
なんかキヨさんって危ないなぁ…。
そんなことを思いながら廊下を歩いていると。
ﾄﾝｯ
『わっ……すみません……』
誰かとぶつかってしまったらしい。きっと兵士か何かの人だろう。
ぶつかった衝撃で落ちた視線をまた戻すと、そこには一人の男性がいた。
？？「あ〜、ごめんな？俺ちゃんと前見とらんかったから……あ、Aちゃん、キヨくんたちのとこ教えてくれへん？ちょっと用事があって…」
目の前にいたのは、瞳に十字の描かれた、鼻声で有名のレトさんだった。
レトさんこと、レトルトさんはまぁ私たちの国でいう、いわゆる貴族に当たる人だ。彼は税金もしっかり払ってくれるし、特に問題行動も起こさない。そんな彼が一体なんの用事だろうか？
『いいですけど………何か不満でもありました？』
レトルト「いや、不満というか……。俺さ、こんな立場やけど、本当はもっとみんなのために仕事して生きたいねん。だから仕事欲しいんやけど、あいにくどうやって職をつければいいかわからんのや。だからキヨくんたちに聞こっかなーって。」
『おぉ………なんて素晴らしい精神……!!感動しました……!!すぐ連れてきます!!』
そして私はすぐレトさんをキヨさんのいるところに連れていった。
********************************
キヨ「……で、レトさんは仕事が欲しいと。ヒラ、こう言ってるけどどうする？」
ヒラ「いや、僕はいいんだけど今まで働いたこともないのに大丈夫かなーって……」
レト「そ、そこは大丈夫や!!俺はただの貴族のぼっちゃんじゃないんやで!!ただ着飾って一生を過ごすくらいなら仕事を一生して死にたいねん!!」
あぁ…………なんて素敵な心構えだ…………。←
『ね？レトさんもこう言ってますし……』
ヒラ「そっか。分かった!!レトルトさんにも職つけよっか。フジ、何か今空いてる職業ある？」
フジ「えーっと……」
フジさんは、書類をペラペラめくって探している。
レトさんはドキドキしているのか、顔がほんのり赤い。
フジ「あ、あった。これなんてどうかな。この城に住み込みで城の中にある図書館の管理。どう？」
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空月 - 完結おめでとうございます！できれば蘭たんさんのエンディングも書いてもらいたいです！お願いします！ (2017年1月8日 11時) (
レス) id: f534bfd0c3 (このIDを非表示/違反報告)
つをた - 完結おめでとうございます!最初の方から読ませてもらっていたので完結したのが嬉しいです。これからも応援しています(^^) (2016年1月14日 0時) (レス) id: 3e53bb63ad (このIDを非表示/違反報告)
ナギサ - 面白かったです! これからも頑張って下さい!!^^ (2016年1月11日 21時) (レス) id: 67bc0a906c (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - 完結おめでとうございます!!すごく面白かったです〜。これからも頑張ってください!! (2016年1月11日 12時) (携帯から) (レス) id: 02858f4387 (このIDを非表示/違反報告)
ひろさん - コトコさんフジありがとうございます！ (2016年1月5日 16時) (レス) id: 014cf0c656 (このIDを非表示/違反報告)
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