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EP 3 ページ5

エンマ「A、稽古終わったか?」


『⁉』


まばたきしたら目の前にいたからびっくりした…


危なかった……エンマのこと、蹴るとこだった((




『うん、どうしたの?』


  聞いた途端、エンマの顔がすこし曇った


エンマ「今日だろ?その……Aの兄ちゃんの…」







あ……





そっか…今日だったっけ








兄さんの、命日



『………』



エンマ「A…」






泣きそうになる私の頭を、エンマは優しく撫でてくれた





  優しいなぁ…





『ありがと…』




エンマ「ああ」



その様子を心配そうに見ている弟子たちに気づき、


私とエンマ、そして後から来たカイラで
兄さんの墓参りに行くことにした

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作者名:八重樫 朱鷺 | 作成日時:2020年3月28日 17時

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