[悪女主]奪われた日々[実況者][完結]

40- 大事ナ伏線 ページ42

A目線







　「...おはよう」









ドアの軋む音がきこえ、私はそちらを向いてそう言った。









自分の呼び出した人たちがそこにいる。









四人とも不安そうな面持ちで私と向き合ってて。









察しはついてるんでしょう？









私がどういう関係のことを話すか。









でも、




内容までは皆の想像の斜め上をいきそうだけどね。









キ「で、話って、何？」









不安そうに先を促すキヨ。









　「うん、あのね......」









私もそれに答えようと一度切り出し









軽く深呼吸した。









・









・









・









・









・









・






　「綾の傍にいてあげて」








ヒ「...え...」





こ「は？お前...」









私の言葉に当然ながらその場に固まり、驚く彼ら。









当たり前だよ、普通ならこんなこと言わない。









まず自分が貶(ｵﾄｼ)められそうになった相手だ。




そいつを許すということでもある。









その上、"あの日"何もしていないかもしれない
という疑惑が出てきている。


それが明確となれば









私は何も悪くないということ。









そんな相手のだ。









傍にいてやれと言ったのだ。








敵関係である相手にも関わらず情をかけてやれと。









そうない、いや、絶対に近いほどない。









　「...お願い」









それでも私は頼もう。









だって、大事なことだから。

41- ソノ言葉→←39- 儚イ願イ

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す