私のヒーローアカデミア (ページ9)

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入試当日

ﾌｰｯ

緊張するな…

ﾎﾟﾝｯ

相｢琴葉なら大丈夫だ、頑張ってこい｣

『…！うん！』

『じゃあ、いってきます！！！』

｢｢｢｢行ってらっしゃい〜！｣｣｣｣

皆に挨拶をして家を出ていく。

少し歩くと雄英高校の門の前に着いた。

緊張して立っていると私の斜め前にいる緑髪の男の子とツンツンヘアーの男の子が目に入った。

？「どけ！デク！！」

？「かっちゃん…？」

？「俺の前に立つな殺すぞ！！」

？「お、おはよう！！が…頑張ろうね！お互い……！！」

おぉ、なんか凄い…絵面、、

ツンツンヘアーの子が言ったと同時に緑髪の男の子が歩き出そうとしたら転びそうになっていた。

『おっと…！！』

私は、時間停止の魔法を使って時間を止め転びそうになっている彼を立たせて魔法を解いた。

？｢え？転んで…ない…？｣

『ごめんね！転びそうになってたから、個性使っちゃった！…じゃあ、そろそろ行くね！またねー！』

そう言い、入試会場に向かう。

自分の席に座るとステージが光った。

ひ「受験生のリスナー！今日は俺のライブにようこそ！！エビバディセイヘェェイ！！！！」

わぁ！！ひざし兄だ！！

『ひざし兄〜！』

私は静かめに手を振って言った。

マイク「(琴葉…！！)こいつはシビィー！」

気づいて手を振り返してくれる。

ひざし兄は、実技試験の概要を説明する。

？「質問よろしいでしょうか！！」

ﾋﾞｸｯ

大きな声でいきなり手を挙げて言ったからびっくりしてしまった。

プリントに記載された仮想敵について質問している。

？「ついでに、そこの縮れ毛の君！！先程からぼそぼそと気が散る！物見うさんのつもりなら即刻！ここから去りたまえ！」

振り返り朝の緑髪の男の子に言う。

？｢す、すみません…｣

『うわ…怖っ…』

そこまで言わなくていいのに…

メガネの男の子の質問に答え、ひざし兄はお邪魔虫である0ポイントヴィランの説明をした。

ひ「かの英雄、ナポレオン・ボナパルトは言った。"真の英雄とは人生の不幸を乗り越えてゆく者"と、さらに向こうへ…Puls ultra！！！！

それではみんな！良い受難を……！！」

説明が終わり、まずは更衣室で体操服に着替えてバスに乗り、演習会場に向かう。