私のヒーローアカデミア (ページ34)

今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:44,207 hit

33 ページ34

？「死柄木弔…散らし損ねた生徒一名に逃げられました…」

さっき私達をワープさせた霧の人が現れた。
そして逃げられたのを聞いた死柄木弔は、首をかきはじめた。

死「黒霧…おまえ…おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ！

流石に何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。琴葉も見つけたし…帰ろっか。」

嘘…私も連れて行かれる…？！逃げないと…

死「その前に、平和の象徴としての矜持をへし折って帰ろう。」

死柄木が霧の人に私を預け、奥で隠れていた梅雨ちゃん達を見つけて個性で殺そうとした。

梅雨ちゃん…！助けないと！！！

『個性抹消』

死「かっこいいなぁ、生徒を守るんて…なぁ！イレイザーヘッド！」

消太さんも個性を？！

死「あぁ、琴葉も個性を使って消したのか。

＿＿＿＿＿＿やっぱりすげぇな琴葉は…」

私を霧の人から取りお互いしゃがんで見つめ合いながら私の頬を触り悲しそうな顔をしながら言った。

ねぇ、なんでそんな悲しい顔するの…？

ﾄﾞｰﾝ！！！

入り口の扉が壊された音が聞こえた。

もしかして…！

オ「もう大丈夫。

＿＿＿＿＿＿私が来た。」

峰「オールマイト！！！」

俊典さんは、一瞬で消太さんと出久、梅雨ちゃん、峰田くんを助け出し消太さんを連れて入口に逃げるように指示した。

オ「さぁ、彼女を返してもらうよ。」

死「そう言われてはい、返しますって言う人なんているわけねえだろ。

＿＿＿＿＿＿脳無」

ﾄﾞｺﾞｫｫﾝ！！！

オ「ｸﾞﾊｯ…！強いな…ｯ！！」

脳無には、全然俊典さんの攻撃が効いてなさそうだった。

オールマイトが脳無の腰あたりを掴み、バックドロップをするが黒霧の個性で逆に脳無に横腹を掴まれてしなう。

『オール、マイ…ｯ、ト、、、』

死「ほら泣くなって…可愛い顔が台無しになるぞ、」

そう言いながら私の目を拭いてくる。

怖いはずなのに…嫌なはずなのに…なんで

心がこんなにあったかくなるんだろう、