27.超重要情報 ページ28
「へぇ〜、結構可愛いね」
中原さんが私の事情を大まかに太宰さんに教えると、先程とは違い爽やかにニコッと笑った。
「初めまして」
「ど、どうも…」
顔が近い。
「其奴から離れろ、いい加減！馴れ馴れしいンだよっ！」
「中原さん…其処まで大声出さなくても…」
太宰さんは今すぐにでも掴み掛かりそうな程に吐き捨てる中原さんに近寄る。
「ふ〜ん、彼の中也がそんなに必死に成るなんてねぇ…」
「ンだよ…」
またニヤリと彼は笑って、私に視線を戻した。
「名前は？」
「Aですけど」
取り敢えず答えた私と太宰さんの間に中原さんが割って入る。
「手前に話す事なんか無ェ！とっとと帰れ、糞太宰！この包帯無駄遣い装置！」
「煩いなぁ…―――――？」
(何か中原さんに言った？)
そんな私を余所に、太宰さんは買い物袋を抱え直す。
「では、私はこれで失礼するよ。またね、中也」
にっこり笑うと私達に背を向け、向こうの通りに歩いて行った。
と思いきや、此方に戻ってきて。
「嗚呼、そうそう…君達が捜している
「「！」」
「“信じられない、そんな情報何処で”って顔だね。…でも、此の情報はホンモノだ。
…小耳に挟んだ話じゃ、其の紫翠とかいう奴は、私の推測だと中也が汚濁を使わないと倒せないレベルの異能力者で、異能も厄介みたいだから気をつけ給えよ？」
と、本当に何処で仕入れたかは分からないが、そんな超重要な情報を彼は私達に教えた。
「まぁ、頑張ってねぇ〜♪」
ひらひらと手を振る太宰さんに、勿論中原さんは最後迄文句を言っていたけど。
…ところで。
(“汚濁”って何…？)
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ミリン - やばい！めっちゃ続き気になる〜 (2019年10月20日 19時) (
レス) id: 78bca44abf (このIDを非表示/違反報告)
kotoha - ミリンさん» 美味しいですよ〜 好みによりますが、最初はお砂糖と珈琲の量を1:1で入れて、バランスとってみて下さい！ (2019年10月1日 20時) (レス) id: bf2849b969 (このIDを非表示/違反報告)
ミリン - コーヒーの淹れ方参考にします！ (2019年10月1日 19時) (レス) id: 78bca44abf (このIDを非表示/違反報告)
ミリン - 続きが気になる〜!！ (2019年9月12日 6時) (レス) id: 78bca44abf (このIDを非表示/違反報告)
ミリン - 最新話も面白かったです！続き待ってます！ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 78bca44abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kotoha | 作成日時：2019年7月31日 10時
