まさかの再会!? ページ5
数日後…。
私はいつも仲良くしている友達グループで遊園地に行くことになった。
友達グループのメンバーは五人。
私と、里恵と、幼なじみの美香、沙紀、萌花。
よく一緒に遊びに来るんだー。
「よし!最初はやっぱりジェットコースターだろー!」
「そうだよねー!」
「賛成ー!」
「いこー!」
皆がそういう中、私は一人、反対した。
「いやだよぉ!あなたたち、私がジェットコースター苦手なの知って言ってるでしょ!」
すると美香がニヤッと笑って言った。
「大丈夫、大丈夫ー!私たちがついてるから!」
絶対この人たち、あとで私の乗ってる時の表情で笑うんだから。
「待って、あれって…。」
萌花が、急に立ち止まってつぶやいた。
「youtuberのマホトさんじゃない?」
すると美香も言いだした。
「そのほかにも、はじめしゃちょーとか、トミックさんとか、タケヤキ翔さんとか、そらちぃさんとかいっぱいいるじゃん!豪華ー!」
ん、待てよ、私。
最近人気者に偶然遭遇しやすくねぇか?
「声掛けにいこーよー!」
みんながそういいだして、声をかけに行くことになった。
「あの!皆さんyoutuberの方々ですよね!」
萌花が笑顔で言った。
「あ、そうですけど…。」
マホトさんが言う。
「あ、この前の人がいる。」
はじめしゃちょーが私と里恵を指さして言った。
「え!?A、会ったことあんの!?」
美香が叫ぶ。
「衝撃ー!」
沙希が驚きながらそういう。
「あ、そうだ!いい事思いついた!」
萌花がニヤッと笑って言った。
「皆さんひまですか?」
「あ、はい」
「じゃ、人数も五人、五人なんだし、一緒に回りません?」
…
「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」
その場にいた全員(萌花以外)が声を合わせて言った。
「いいじゃんそれ!」
沙希が笑いながら言った。
「そうしましょ、そうしましょ!」
里恵も大賛成。
「え、でも迷惑でしょ・・・!」
私は口をとがらせて言った。
「俺は別にいいよ。」
マホトさんが言った。
「俺も〜。」
タケヤキさんも。
「賛成」
トミックさんも。
「俺も全然OK!」
そらちぃさんも。
はじめしゃちょーは…?
「おいらもいいと思うぜ!」
ほっ…て、
なんだ今のは!?
ほっとはなんだ!私!
「で、でもっ!迷惑でしょう!?」
私は言った。
「俺は、皆と回りたいけどなぁー、いや?」
…。
「わかりました、回りましょう。」
なんか、大変なことになりそうな予感。
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作者名:琴美 | 作成日時:2017年4月22日 22時