好きだよ。って言える日まで (ページ18)

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やっぱりはじめside ページ18

俺の視界に入ったのは、

輝くAちゃんと

マホト。

この2人、付き合ってるのかな。

だとしたらショック。

だって俺、ちょっと期待してたから。

だって、視聴者さんなわけだし。

マホトは、俺の気持ちを知ってるのか。

じゃないと、こんなに繋いだ手を見せつけたりしないだろ？

さっきから笑みを浮かべ、Aちゃんと繋いだ手をこっちに見せつけてくるマホト。

いつか、こいつを越したい。

「2人も、デート？」

マホトは言った。

デートって、恋人同士がすることだよね？

否定しないと。

「いや、デー「そう、デートです。2人でお出かけしてるんです。マホトさんもですか？」

萌花ちゃんは俺の声を遮って言った｡

俺は呼び出されたから来ているだけだし。

別に、そういう訳じゃ。

「そうだよ。Aちゃんとデート中。」

あ、やっぱし。

胸がギューッと痛む。

これくらい想っているなんて君が知ったら

どう思うのかな。