奇跡の出会いは突然に ページ2
見渡す限り、高層ビルばかり。
自然の緑は全く感じられない。
東京。
そんな街の中を、私はヒールの音を鳴らしながら歩く。
「A−!歩くの疲れた!どっかでお茶しない?」
うしろで同級生の、里恵がワーワー言ってる。
もう、この子すぐに疲れたとか言い出すんだから。
「あのさぁ…」
「あっ!」
里恵が私の声を掻き消すかのような声の大きさで叫んだ。
「な、なに!いきなり声出して!」
「あ、あ、あそこに〜、はじめしゃちょーがぁぁぁ!!!!」
里恵が指をさして叫ぶ。
その瞬間、里恵は私の腕を引っ張って指した方向に走っていく。
「A、声かけて。」
里恵が耳元で小声で言った。
「は!?」
「あんた美人なんだからいけるでしょ!」
「はぁ!?」
てなことで声をかけることになりました。
「あ、あのぅ…。」
私は、恐る恐るか細い声で声をかけた。
「はい。」
こ、この声はやはり…!
振り返った彼の顔は、いつも画面越しに見ているあの顔だった。
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書くのなれてないので少しへたっぴですが、どうか許してくださいぃぃ!
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作者名:琴美 | 作成日時:2017年4月22日 22時