はいここ作者のイチオシシーン ページ43
「DIOを殺してこの呪縛を解くのだ！それしかない！！」
『…！』
「しかし、わしの念写ではやつの居所まではわからんｯ！」
「やつはいつも闇に潜んでいる。いつ念写しても背景は闇ばかり！闇がどこかさえわかれば…いろいろな機械やコンピューターで分析したが、闇までは分析出来なかった。」
『…承太郎なら出来るんじゃない？』
と言いながら写真を渡す。
「ああ、ひょっとしたらその闇とやらがどこか…わかるかもしれねえ！」
スタープラチナは近距離パワー型。精密機動性にも長けているし、細かい作業なら承太郎に任せた方が早いだろう。
早速何か見つけたらしく、ある一点を捉えていた。
「DIOの背後の空間に何かを見つけたな。スケッチさせてみようさせてみよう。おれのスタンドは脳の針を正確に抜き、弾丸を掴むほど精密な動きと分析をする……」
ペンを渡すと何かを描き始めた。
それは段々と姿を表していく…これは…？
「ハエだ、空間にハエが飛んでいたのか！待てよ…このハエはｯ！し…知っているぞ！！」
虫の図鑑を引っ張り出し、スケッチと見比べてパラパラとページを捲っていく。
そして、"ナイル・ウェウェ・バエ"と言う虫のページで止まった。
「エジプト！奴はエジプトにいるｯ！それもアスワン付近と限定されたぞ！！」
流石アヴドゥル、博識。
なんて感心していると、後ろから足音が聞こえた。
「やはりエジプトか…いつ出発する？わたしも同行する。」
「花京院。」
『典明、寝ていなくて大丈夫なの？』
「ええ。ご心配をおかけしました。…わたしも脳に肉の芽を埋め込まれたのは三ヶ月前！家族とエジプトナイルを旅行したいるとき、DIOに出会った。ヤツは何故かエジプトから動きたくないらしい。」
わたし…？そんなキャラだったっけ…いや、肉の芽の影響がまだ完全には抜けきっていないと考えるのが妥当か…あ、いや今はそこじゃあ無いだろ。一人称に気をとられすぎた。
「同行する？なぜ？お前が？」
「そこんところだが…なぜ…同行したくなったのかはわたしにもよくわからないんだがね…」
「ケｯ」
ーーー
作者ここのケｯ好きなんですけどわかってください。
霧想ちゃんにこの会話で介入させなかったのはこの二人の距離感が作者はめちゃんこ好きで、壊したくないなぁ…て思ったからと言う個人的な理由です。(好きあらば自分語り)
あと、花京院はなんで皆といるときだけ霧想ちゃんに敬語なのかも作者の願いです。
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瑠花 - こんばんは、初コメ失礼します！すごく面白くて一気に引き込まれてしまいました…！！表現力が羨ましいです！！あとこんなことでなんですが私も貴利矢さん大好きですw忙殺されて身体が橘さんにならないよう、体調にお気をつけてください〜〜！！応援してます！！ (2020年12月30日 23時) (
レス) id: c4c21690fd (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい､､! (2020年12月1日 8時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
とけいそう(プロフ) - 面白くて続きとっても気になります…！更新無理せず続けて欲しいです！ (2020年11月30日 22時) (レス) id: 0d837f5408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：男主愛好家 x他1人 | 作成日時：2020年11月29日 2時
