☆25 ページ26
丸井「おぃおぃうちの水色ちゃんになにしてくれちゃってるのかなぁ？？？」
３人「？！」
切原「ほどほどにして貰わないとうちの副部長が黙ってねぇっスよ？？」
３人「？！？！」
突然現れた二人は柄悪く不二兄弟に絡んできた。
真田「二人ともやめんか！」
丸切「ぎゃあっ」
急な展開に3人とも困惑していると、真田がやってきて二人の首根っこをつかみあげた。
真田「三人の仲を邪魔するでない！戯けが！」
丸切「へーい…」
真田は二人を一喝してﾎｲｯと向こうに放るとこちらを向き直った。
真田「うちの部員がすまない。よくいっておく」
周助「別に問題はないよ。」
真田「A、すまないが暫くしたら戻ってきて貰えぬか。赤也がAに課題を見て貰いたいと言って聞かなくてな…」
あ「うん、わかった。ごめんね二人とも、また後で話そ？」
周助「構わないよ。話せるタイミングはたくさんあるだろうしね」
不二兄弟は二人を見送り、真田とAは二人にすまないと謝罪しながらその場をあとにした。
周助「ふふっ、よかったねA…(ﾎﾞｿｯ」
裕太「…」
嬉しそうに微笑みながら呟く兄を横目に、不安げな表情をみせる弟であった。
切原「…わっかんねぇー！！だって、さっきの問題でこいつはこうだったじゃん！なのに！なんでこの問題はちがうの？！」
あ「それはね、…ーー そうすると、ここはア、イ、ウのうちどれだとお思う？」
切原「…イ？」
あ「正解！」
切原「っっしゃ！！！」
あ「じゃあ次のは今のやつの応用問題だから、よく考えてやってみて？」
切原「うぃっす」
柳「あの赤也があれほどまでに意欲的に課題を…これも水色A効果なのか。」
幸村「ただ分かりやすく説明するだけじゃない、問題を解くことを楽しいと思わせる事が出来る。…ﾌﾌｯ 水色さんには叶わないな」
丸井「ちゃっかりヤマダまで水色ちゃんの授業受けちゃってるぜぃ」
真田「お前も復習しておいた方がいいのではないか？」
丸井「…ごもっとも。。」
水色による大勉強会はしばらく続きましたとさ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SatAN | 作成日時：2014年12月17日 1時
