【テニプリ】水色は愛～真田弦一郎～ (ページ23)

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丸井「水色ちゃん、これはどういう……？！」

あ「いとこの裕太です。」

裕太「……ども。」

丸井「不二兄弟がいとこ！？奇跡！すげ～！」

真田「知り合いというのは不二兄弟のことだったんだな。」

あ「そうなの、もしかしてもう裕太たちのこと知ってた？」

真田「青学とは何度か対戦したことがある。それに聖ルドルフもテニスでは強豪で有名な学校の一つだからな。」

丸井「こんな偶然ってあるんだな！」

軽く雑談をしていると、ドタドタと足音を立てて誰かが向かってきた。

柳沢「裕太、抜け駆けはずるいだーね！！！」

あ「？！」

裕太「や、柳沢さん？！」

観月「柳沢くん！貴方はトラブルメーカーなんですから易易と敵地に近づかないでくだい！！！！まったく」

一人、また一人と裕太と同じジャージを着た人たちが集まってきた。

わーぎゃーと軽く揉めはじめる聖ルドルフ

あ「と、とりあえず元気そうでよかったよ裕太……」

個性的な部員に圧倒され、苦笑いの水色であった。

しばらくすると制服を着た女子生徒が現れた。

女子「みなさん、おはようございます！氷帝学園テニス部マネージャーの赤石かずなです！ひとまず講堂にご案内します、こちらへどうぞ！」

明るくて可愛らしい女の子を先頭に一行は移動を始めた。

切原「もしかして、参加者これだけ！？」

赤石「いえ！青春学園の皆様はすでにご到着しており講堂でお待ちです。四天宝寺中の皆様の到着は午後になります。他の学校の方々は都合がつかず不参加となりました。」

柳「ということは、全5校か。……ふむ、面白いデータがとれそうだ。」

ジャッカル「にしても、なんで集合場所が学校なんだ？宿舎はとなりなのに」

赤石「それは後程ご説明いたしますね！」

しばらくあるくと、そこにはとても学校とは思えないきれいな造りの建物がたっていた。母親が通っていた事実が、想像できない水色であった。