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あ「そうなの。こんな偶然ってあるのね、ふふっ」
小坂田「そういわれてみればどことなく雰囲気が似ているような…」
竜崎「優しそうな感じとか…!!」
あ「っって、すごい話が飛躍しちゃいましたね!
本題に戻りましょう。どんなお花入れたいですか?」
竜崎「向日葵、入れたいです!」
あ「いいですね、他にはありますか?」
竜崎「うーん、何がいいんだろう…ともちゃん、何がいいと思う?」
小坂田「そんなの水色さんに聞けば一発でしょ!私たちセンスないんだから!」
あ「お花選びって難しいですよね!もし迷うようなら、向日葵をメインにして仮の花束作ってみましょうか?」
竜崎「お、おねがいします!!」
水色はさっさっと向日葵とその周りに添える花を手に取り手際よく束ねていく。
あ「こんな感じになったのですが…いかがでしょうか?」
緊張ぎみに問いかける。
2人「す、素敵〜!!!!」
あ「よかった……」
竜崎「これで、お願いします!!」
小坂田「よかったわね、桜乃!!」
あ「一応プロの方にチェック等がありますので、店内で少々お待ちください」
橋本「いらっしゃいませ〜。Aさん、店番ありがとうございます。」
あ「橋本さん、おかえりなさい。さっきお客様のオーダーをもとに軽く花束作ってみたんですが、どうでしょうか?」
橋本「……うん、色も配置もバランスがとれてていいですね。このままお客様にお渡ししても問題ないと思います!」
あ「ありがとうございます!!内訳表です。」
橋本「了解です、お会計は私がしますのでラッピングの仕上げお願いします」
あ「はい!!」
あ「ありがとうございました。こちらお品ものです。」
竜崎「ありがとうございます!おばあちゃんもきっと喜ぶと思います」
あ「良かったです!またなにかお祝い事がありましたらぜひお越しください」
2人「はーい!」
楽しそうに話ながら帰っていく二人の背中を水色は笑顔で見送った。
今日の良い出来事を合宿へのモチベーションにして今日を終えた。
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作者名:SatAN | 作成日時:2014年12月17日 1時