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あ「弦一郎くん、おまたせ…!」

水色は校門付近で待っていた真田の元へ小走りで向かっていった。

真田「気にすることは無い。」


水色が真田の元へ到着すると、2人はゆっくり歩き出した。

あ「合宿はどんな雰囲気で行われるのかな?私、そういうの初めてだから少し楽しみだなぁ」

水色が嬉しそうに話しかけると、真田は少し考えてから返事をした。

真田「今回の合宿がどうなるかは分からんが、参加校はどこも個性的でなおかつ強い。練習中は緊張感があってとても良いが、それ以外の時間は騒がしくなるだろうな…(呆」

あ「へぇ…どんなひとたちなんだろう。早く会ってみたいし、弦一郎くんが他校の人とテニスしているところ見たことないからそれも早く見てみたい!」

真田「そ、そうだな…//」

水色に期待の目で見つめられると、顔を赤くしながら目を逸らす真田。


あ「そう言えば、私の知り合い?もテニス部なの。県外にいてなかなか会えないんだけどね。」

真田「ほう…強いのか?」

あ「どうだろう、あまり聞いたことないなぁ…。知り合いというかいとこでね、みんな東京にいるの。もしかしたら合宿出会えたりしないかな」

真田「そうだったのか、楽しみだな。」

2人は顔を見合わせ微笑みあった。帰り道の半分を過ぎた頃から2人は手を繋ぎ一層ゆっくり歩くのが最近の帰り方の定番になっている。


真田「A…、1つ提案なんだが…」

あ「なんでしょう…?」

真田「その、次の休日…いやいつでもいいのだが、…」

あ「…??」

真田「俺の家に、来ないか…?//」



あ「えぇっ…//?!」

真田「こ、これにはいろいろわけがあってだな//考えた結果、Aを招待する運びとなったのだ…//」

あ「わ、わかりましたっ 今週末、お伺いします!//」

真田「あ、あぁ…。すまない…。」


あ「謝らないでっ 遊びに誘ってくれるのすごく嬉しいです//」



丸井「聞いたか…初デートが家とか真田もなかなかやるな……!(小声)」

切原「でも家で何するんスか??」

丸井「そんなの考えなくてもわかるだろぃ

………よっしゃーー探ってやるぜっっ!!」

切原「うーん…(考」



2人に付けられてるとも知らずに仲良く帰宅する真田と水色であった。

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作者名:SatAN | 作成日時:2014年12月17日 1時

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