WESTさん。８

高熱 ( 桃／赤 ) ページ41

小瀧side







うわっ、、






朝起きた瞬間に感じた違和感。







何をするにもだるくて身体がふわふわしとる。





さすがにやばいと思って、熱はかってみたら
何年ぶりやろってくらいの高熱。







朝ごはんなんか食べられる訳もなく、
マネージャーさんが迎えに来てくれるまで
ベッドで横になっとった。









.







あの後、結局寝てしまっとったみたいで、
マネージャーさんからの電話で目が覚めた。






小「ごめん、今行きます、、」








スマホの着信履歴みたら、もう3回目の電話
やったみたいで、遅刻ギリギリの時間になってしもた。
なんで1回で気付かへんかったんやろ、ほんま情けない。







近くにあったキャップを顔が見えへんように
深く被って、マスクして急いで車に行った。






自分でも分かるくらい顔色悪いから、
顔見られたら体調悪いってすぐにバレてまう。
それで仕事延期とか中止になってしまって
迷惑かけるなんてこと絶対したくない。









小「ほんますみません、」





ﾏﾈ「大丈夫ですよ、まだ間に合います！」









ちらっと俺の顔を確認して、
体調悪いのに気づいたんかどうか分からへんけ
ど
明るく振舞ってくれたのすごくありがたい。








今日はしげとラジオ収録やから、
迷惑かけへんように気をつけんと。








これ終わったら休める。がんばれ俺。

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