タコが7匹 ページ9
誰にも言うなって…
一体何故？
その理由はすぐに分かった
「…俺は人間じゃねぇ」
「…」
人間じゃ…ない？
「海ん中にいる魔女に人間の姿に変えられたんだ」
「…」
「俺はその魔女の手下」
「…へぇ」
そう答えたけどまだ理解出来ていない
「なんだよその反応は まあ信じる訳ねぇよなこんな話」
「信じるよ」
考えるより先にその言葉は出ていた
「…あ？」
「自分でも分かんないけど…貴方のこと信じれる。絶対誰にも言わない！」
私はそう言って彼の目をしっかりと見た
彼も私の目をじっと見ている
やがて彼は私から目を逸らした
「なんなんだコイツは…」
彼はそう呟きながら岩から降りた
そして私に近づいてくる
「な…なに…？」
目の前まで来ると 彼は私の首の後ろに手をまわした
「へっ…!?」
男の人にここまで接近されたのは初めてだ
「なに変な声出してんだよ」
そう言って彼は私から離れた
私の首にはペンダントがあった
「あ…ありがとう そうだ、私は青木A 貴方は？」
「あﾞ？めんどくせぇな…いいか？1回しか言わねぇぞ」
「え…うん」
そんなに面倒なの？
「俺はエイトフットのジョーだ」
「…うん？」
え…えいとふっとのじょー…？
人間じゃないから名前もいろいろすごいな…
「もう言わねぇぞ」
「わ、分かってるよ！エイトフットのジョーでしょ！ えっと、ジョー…でいいのかな…？」
「勝手にしろ」
彼はそっぽを向いてしまった
…この人と仲良くなれるかな
そう思いながら彼を見ていた
「何見てんだばーか」
「いだっ」
チョップされた…頭…
「なにすっ…あ…」
…いない
さざ波の音が響いている
「エイトフットのジョー…か」
空と海はもうオレンジ色に染まっていた
ラッキーマスターor手下
ホック
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だいやのとらんぷ - この話が一番好きで、こんなのを考えられる作者様は神様以上です！しかし手下沼の底はどこなんでしょう…笑 (2018年2月13日 0時) (
レス) id: 4fd3296984 (このIDを非表示/違反報告)
コトリ･スカーレット(プロフ) - 真田鬼姫さん» コメントありがとうございます!!手下はとても素敵な沼ですよ…← 読んでもらえて嬉しいです！頑張ります！ (2016年3月4日 21時) (レス) id: d5bb53227f (このIDを非表示/違反報告)
真田鬼姫(プロフ) - はじめまして！！私は最近手下沼にハマったのですが、もうどっぷりで､､､//エイトフットの話が出ただけで吐き気を伴うほどにw←興奮しすぎで。凄く小説面白かったです！！いっきに読んじゃいました(*/▽＼*)これからも頑張って下さい！！ (2016年3月4日 16時) (レス) id: edcfb5f330 (このIDを非表示/違反報告)
コトリ･スカーレット(プロフ) - meiさん» な…泣いてしまった…！？ありがとうございます…!!meiさんが死ぬ前に続きを書かなければ…！ コメントありがとです!! (2016年1月3日 13時) (レス) id: d5bb53227f (このIDを非表示/違反報告)
mei - 素敵すぎていっきに読んでしまいました。そして所々感動して泣きました。続きが気になって死にそうです・・！かっこよかったですｖ (2016年1月3日 0時) (レス) id: 513d8a3525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこんぬ | 作成日時：2015年10月12日 13時
