Sweets Paradise (ページ22)

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パパside

如「最近どうですか？とか聞きたいんだけど、
　水曜日の検診で聞いたよね笑」

宮「うん笑あ、そうそう」

如「ん？」

宮「海斗、元太くんのこと、言えるようになったんです」

如「…え！」

宮「うん、「…げん、た」って笑」

そう、つい最近、元太くんのことを
名前で呼べるようになった。

海斗が、他人のことを名前で呼ぶことは基本的にない。
人見知りでお話が苦手だから、俺の事かママのことは
「ぱぱ、まま」って言うんだけど、
担当医の如恵留さんの事も、学校の先生の事も
名前で呼んだことは無い

宮「もしかしたら、元太くんは海斗にとって
　特別な存在なのかもしれないです笑」

如「確かに、元太といる時の海斗くんは
　学校とか検診とかでは見たことない笑顔だね。
　なんか、ちゃかに見せる笑顔ともまた少し違う気がする」

宮「うん、なんか嬉しいけどちょっと悲しいかな笑」

如「なんで？」

宮「海斗の世界が広がったのは嬉しいけど
　海斗も成長してるんだなって。」

元「パパーー！！！！！お茶飲む！ケイも！」

如「うん、はいどうぞ？」

遊んでた海斗と元太くんが喉を乾かせて走ってきた

松「…ぉちゃ、のむ！」

宮「ゆっくりね？」

渡すとごくごく飲み始めた海斗と元太

血の繋がりはないけれどどこか似てる海斗と元太くん

それから夕方まで遊んで、一緒に夜ご飯食べて
今日はお別れ。

家に着いてから、海斗に聞いてみた

宮「海斗？海斗にとって、元太くんって特別？」

松「…」

"ﾋﾟｺﾝｯ!"

松【スタンプ】

青い服きた男の子をオレンジの服を着た男の子が
抱きしめて、上にだいすきの文字のあるスタンプを
送ってくる海斗。

なんだが嬉しくなった1日。

また、2週間後楽しみだね？笑