Justice devil

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桜木

.




「し、失礼しました」



ロッカーに入っていくと同時にすれ違う



「あ、桜木さん！」



桜木「なんですかー？」



「私の手帳しりませんか？」



桜木「んー、見てないですね」




私、持ってるよ？笑




「ありがとうございます。」



.

小林


小林「あ！さくら！」



桜木「なんですかー？」



ニコニコとした表情で振り返る



小林「この間の手帳貸してくれん？」



桜木「え？」



俺なんか、違うこと言ったけ？




桜木「あれは私のですよ！笑

なんで貸さないといけないんですか〜笑」




小林「いや、なんで花木さんが気付けてさくらが気づかへんのかな〜って思って」




桜木「あぁ！それは意外と花木さんにもそういう目があったりしたのかもですよ！」




まぁ偶然かなと思い気にすることはなかった



.



桜木



ﾁｯ、毎回余計なことしてんじゃねぇよ



“あの”件に関してはあいつが悪い




この世界に入ったら噂が回ってくる




彼女について、たくさん聞かれることがある




向こうのリーグは一部の人だけが知ってるけど




セリーグはほぼ知っている




ねぇ花木さん、あなたはこの状況どう乗り切るの？




悪魔さん？



.

「畠さん、あ、」


畠「はい？」


「そのアイシングは直接肌にするんですよ

ユニフォームの上からしたらダメです。」



畠「すいません。
Aさんってすごいですね」



「下の名前、！」



畠「他の方はいつも冷たいですよね

なにがあったのかはあえて知りません。笑」



「初めてです、そう言ってくれる人」



畠「たとえ、どんな過去があったとしても

あなたの実力は本物ですから。二軍で調整することになったら担当してくれませんか？」


「っ！はい、お力になれるように頑張ります。」


畠「みなさんの信頼取り戻しましょ！」


.


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