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あなたと私、どっちが正義ですか?
本当のことは誰にもわからない。
.
それは打撃練習中の事だった
シーズンも終わりに近づいてきたため
私たち職員はSNSの写真を撮ったり、
選手のストレッチの手伝い等をしていた
ピピーッ
「「あぶないっ!!」」
ドンッッッ
鈍い音に気づいた時は既に遅くて
視界が狭くなっていった。
トレ「大丈夫??」
「ん、いたっ」
トレ「どこ当たった?」
「こめかみ付近です。」
トレ「病院行こうか。」
「いや、大丈…」
桜木「大丈夫ですよ!!ね?花木さん」
「っ、はい笑」
行くな、と言わんばかりに言葉を被せてきた
.
ズキズキするな... なんて、他の人にも言えなくて時間が経っていくばかり
桜木「それで!花木さんが庇ってくれたの!」
桜井「へぇ、怪我なくて良かったよ笑」
桜木「こればかりは花木さんに感謝です笑」
____いや、あの時桜木さんは私の背中を押した
石川「いやぁさくらの顔が不細工にならんですんだな〜笑」
重信「まだ、花木さんならって感じっすもんね笑」
痛い、イタイ
体も心もなにもかも
小林「花木さん?」
「どうなさいましたか?」
小林「いや、ボール当たったんやろ?」
「当たりましたけど、そんなに強くなかったので大丈夫ですよ笑」
嘘、そんなの大嘘
いくらファウルボールとはいえ、痛いに決まってる
小林「なら、よかったっす笑桜木さんのこと庇ったらしいですやん笑」
知らないって罪だな、
.
桜木「はぁー、疲れた」
まだ試合前なのに...
桜木「あ、花木さん」
「はい?」
桜木「今日のこと他の人に言ったりしたらダメだからね?選手に迷惑かけれないでしょ?」
「はい、分かってます」
桜木「なら、いいわ。私はあなたがこの球界にいることが気に入らないの。」
.
試合後
今日は、快勝したジャイアンツ
大量得点だったから主力選手はこれからの
こともあるため、大半の選手が途中交代をした
私は、試合後のハイタッチの列に並んでいた
桜木さんは、石川さん達とわちゃわちゃしながら列にいる
ズキズキとする痛みが当たった時よりひどい
「お疲れです〜」パンッ
と呪文のように言いながらハイタッチする
ズキズキ
「っ、むり」
あぁ、また迷惑をかけてしまう
でももう無理だ、痛すぎる
グイッ
?「寄りかかっときや」
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にゃあ - こちらこそよろしくお願いします。(笑) (2020年3月16日 15時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 続き楽しみにしています!がんばってください! (2020年1月15日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - テスト終わりました。作者さんは終わりましたでしょうか?更新楽しみにしています!がんばってください。 (2019年12月14日 12時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - テスト頑張ってください!自分はテスト前なので、息抜きに読まさせていただきます!更新頑張ってください! (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
菜々 - 毎回楽しく読んでます。テスト頑張れ (2019年11月30日 5時) (レス) id: f90c817e3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kot | 作成日時:2019年10月17日 20時