え、師匠さま？~鈴鹿様リクエスト ~ ページ7
『…おおっ』
結局選んだ場所は、冬木から少し離れた都会。
タワーの展望台から景色を見たスカサハさんは、感嘆の声を漏らしている。
『悪りぃな、マスター。手のかかる師匠で』
「ううん、大丈夫だよ。スカサハさん楽しんでるみたいだし」
初めは感情をあまり感じさせないクールな彼女が少しばかり怖かったのだが、慣れてしまえば案外可愛げのある人だと分かった。
私って意外と適応能力高め⁇
『次は、どこに行くのだ？』
景色を見終えたのか、浮き足立った声音で問いかけてくる。
「そうですね…クレープ、食べません？」
『くれーぷ？美味なのか、それは』
「はい、とっても」
私イチオシのクレープを手にしたスカサハさんは、一口頬張って
『…美味い』
と目を輝かせてくれたのは、ちょっと嬉しかったかな。
その後、ショッピングモールに移動して買い物をする。
『これが、似合うと思うが。なぁ？』
『あー…おう』
スカサハさんは、私を着せ替え人形のように洋服を取っ替え引っ替えしては楽しんでいる。
結局、スカサハさんが選んでくれたワンピースが私も気に入って、買うことにした。
「スカサハさんは何か買わないんですか？」
『いや…いつこちらから消えるか分からぬしな』
ふと問いかけた私の言葉が、彼女の表情を曇らせる。
その顔を見て、私は１つ思いついた。
『わっ…どこへ行く！』
彼女の腕を引いてやって来たのは、アクセサリーショップ。
「これください」
店内にたくさん並んだ、煌びやかな品の数々から3つ揃いを選んで会計に通す。
高校生の財布には少しばかりシビアだが、迷わず払った。
「記念のプレゼントです、どうぞ」
『いいのか？』
スカサハさんの腕にブレスレットを巻いて、自分の腕にも同じように巻く。もちろん、ランサーにも。
『…ありがとう』
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だいすけ(プロフ) - レイナさん» いえいえ、むしろ書くのが遅くなってしまい申し訳ないです…。今後ともよろしくお願いします！ (2018年2月10日 18時) (
レス) id: a61ba70fbe (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - 気付けてなくてすみません！番外編記載ありがとうございます！最高です…！ (2018年2月10日 17時) (レス) id: 1a7f8c8de7 (このIDを非表示/違反報告)
だいすけ(プロフ) - ＊ルーラー＊さん» 了解です！前の方のリクエスト消化後になりますので少々時間がかかるかもです。 (2018年2月4日 18時) (レス) id: a61ba70fbe (このIDを非表示/違反報告)
＊ルーラー＊ - 天草くんとジャンヌ(ルーラー)の二人が夢主を取り合う様な感じでお願いします。ほのぼの系をお願いします！ (2018年2月4日 16時) (レス) id: 38581538ac (このIDを非表示/違反報告)
だいすけ(プロフ) - モーさん狂さん» 了解です！リクエストありがとうございます！ (2018年1月25日 5時) (レス) id: a61ba70fbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいすけ | 作成日時：2018年1月20日 16時
