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前から歩いてきた先輩らしき2人組の片方とぶつかった衝撃で相手の手にあった缶ジュースの中身が私の髪に滴った。
私と目の前の金髪さんは呆然と立ち尽くし、その横に居た茶髪さんと有栖があたふたとしていた。
｢あー…取り敢えず着いてきてもらっていいかな｣
若干面倒臭そうにそう言った茶髪さんに不快感を覚えつつ、有栖に雑用を任せて着いていくことにした。
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｢着いたで｣
『え、ちょ、待ってください帰りますもう大丈夫です。』
終始無言の茶髪さんと金髪さんはある部屋の前で足を止めた。
先程の心底面倒臭そうな言い回しはこれが原因だということはアホでもわかる。
生徒会室、と書かれたその扉の前で頭を下げて走り出そうとしたのだが、ただ呼吸が苦しくなるだけだった。
襟を掴まれたことで、全てを諦めた私が2人に続いてその扉を潜れば、こちらに気づいた季節外れの赤マフラーを付けた先輩らしき人が眉をひそめた。
それはそれは不快そうに。
｢なんや、誰やそいつ｣
｢シッマがジュースぶっかけてん｣
｢あれは事故や、｣
やっと口を開いた金髪さんには不快感でいっぱいだ。
確かに前を見ていなかった私も悪いが、普通謝らないか？言い訳が先なのか？
それが赤マフラーさんに伝わったのか、つかつかとこちらに歩み寄ってきて茶髪さんに何かを告げてこちらを向いた。
｢うちのアホがすんません。｣
『私も前を見ていなかったので…』
｢ほんまやでお前｣
なんやこいつ、と言わなかった私を誰か褒めて欲しい。
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塩キャラメルの天使(プロフ) - あ、めためた好きです!!!!なんかshaちゃんオチなら幼馴染であるshpけんとの絡みなどを増やして嫉妬とかさせたらどうでしょ､?下手ですみません(o_ _)o (2019年10月13日 0時) (
レス) id: 7fc3ec1dd5 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - めっっちゃ好きです！！更新楽しみにしてます！ (2019年9月27日 1時) (レス) id: 94b436446b (このIDを非表示/違反報告)
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