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目を開けて直ぐに白い空間が広がってるのって良くないと思うんですよね。
一瞬死んでしまったのかと錯覚するから。
そんな余計なことを考えられるくらいには意識が覚醒していて、忙しそうなしんぺいさんを呼ぶか否かで迷っていた。
少し考えたあと、以前呼ばなくて怒られてしまった事を思い出して声を出すことにした。
『あ゛』
ガラガラが過ぎないか。私は寝てる間に老婆にでもなったのか。
いつかのデジャヴのように椅子を倒したのも気にせず駆け寄ってきたしんぺいさんに思わず笑みが零れる。
｢Aちゃんほんとよく怪我するよね｣
『すみません…』
視界の端でよく見知った金髪が部屋を出ていくのは気付かないフリをしておく。
まだ、まだだ。
入れ替わるように入って来たのは赤のニット帽でその目元は赤く腫れてしまっている。
それから、駆け寄ってきてしんぺいさんの隣に立って、それから頭を深く下げた。
｢ごめん、俺のせいで、怪我さしてもーた｣
ぐすぐすと聞こえるのは彼が泣いている証拠で、私はなんだか胸が痛くなってくる。
『私が紛らわしかったからで、自業自得なんです』
『しかも大して痛くないですし』
そう、驚くほど痛くないのだ。
さっき頬を抓ってみたけど、痛覚がお亡くなりになった訳では無かった。
服を捲って、『ほら』と見せるのはシャベルが少し刺さってたと推測できないでもないぐらいの傷跡。
これにはシャオさんだけでなくしんぺいさんも目を丸くした。
『なんか咄嗟に身を引いたみたいでもう治りかけてます』
｢でも、｣
『多分倒れたのは睡眠不足のせいです。昨日徹夜したので。』
しんぺいさんの前で言いたくはなかったが、このままではシャオさんが自分を責めてしまう。
案の定しんぺいさんは｢トントンみたいな事すんな｣と怒っていたが、シャオさんは何かがツボに入ったのかゲラゲラと笑っていた。
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菜乃(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます。少し下にスクロールして頂ければ簡易的ではありますが説明させて頂きましたのでそちらを見て頂ければと思います。。暖かい言葉をありがとうございます…！ (2020年8月25日 7時) (
レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
しき - コメ失礼します。大変恐縮ですが、『状況が状況』何があったんですか？他の作者様も鍵をかけてまして…。できる限り教えてください。この作品応援してます。 (2020年8月25日 4時) (レス) id: 1586e9f170 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 勉強さん» コメントありがとうございます…！大丈夫ですよ~！不慣れなので確認が遅いです、申し訳ないです。。。 (2020年8月24日 22時) (レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
勉強(プロフ) - あの私も一緒で、Twitterやってないので、ボードのところでもう一度、パスワードを聞いてもよろしいでしょうか？ (2020年8月24日 21時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - ゆーちゃさん» コメントありがとうございます…せっかく読んで頂いてるのにすみません、、、ボードという機能であればお伝え出来ると思います…！ (2020年8月24日 19時) (レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
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