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パイセンと仲直りが出来たその翌日、そう今。
私はまたなんとも言えない緊張感に見舞われていた。
夕食が終わり、私がよく通る廊下に先に食堂を出ていったはずの大先生が立っていたのだ。
正確には、窓の外を眺めているようで月の光に顔が照らされているのが見える。
一応気配を消してはいるのだが、普段情けない声を出しているものの本来は幹部である。
どうせ、そのうちバレる。
意を決して、気配を出して近付けば大先生はゆっくりと振り返って、私だと認識するなり顔を背けて歩き始めた。
『ぁ』
まさか無視されるとは思わず小さな声ではあったが、声が漏れてしまう。
『、待って』
もういいや、と早歩きで大先生に追いつき肩に手を置いた。
その手は、
_ばちん、と振り落とされてしまって、それが理解出来なくてただ手のひらを見つめた。
いや、そうじゃなくて。
そうじゃないでしょ。
自室のドアノブに手をかけた大先生を視界に捉え、扉を閉めようとしたその隙間に足を滑り込ませる。
少しだけ、ほんの少しだけ目を見開いた大先生はすぐに顔を下げた。表情は、見えない。
なんだか無性に腹が立って、私は足で扉をこじ開け、大先生の自室に入り込む。
そして、ベッドの上に座った。
私が入ってくるとは思わなかったのか、大先生は｢え？｣とでも聞こえそうなほど驚いた顔をしていた。
｢Aちゃん、出て行ってくれへんかな｣
『それは、軍から』
｢ちゃう、部屋から｣
『どうして』
やっと口を聞いてくれたのにも関わらず、その発言はどうしても腹が立って、もちろん部屋から出ていけ、という意味なのも分かっていたけれど、理由もわかっていたけれど、
敢えて大先生の目を見て問う。
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菜乃(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます。少し下にスクロールして頂ければ簡易的ではありますが説明させて頂きましたのでそちらを見て頂ければと思います。。暖かい言葉をありがとうございます…！ (2020年8月25日 7時) (
レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
しき - コメ失礼します。大変恐縮ですが、『状況が状況』何があったんですか？他の作者様も鍵をかけてまして…。できる限り教えてください。この作品応援してます。 (2020年8月25日 4時) (レス) id: 1586e9f170 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 勉強さん» コメントありがとうございます…！大丈夫ですよ~！不慣れなので確認が遅いです、申し訳ないです。。。 (2020年8月24日 22時) (レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
勉強(プロフ) - あの私も一緒で、Twitterやってないので、ボードのところでもう一度、パスワードを聞いてもよろしいでしょうか？ (2020年8月24日 21時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - ゆーちゃさん» コメントありがとうございます…せっかく読んで頂いてるのにすみません、、、ボードという機能であればお伝え出来ると思います…！ (2020年8月24日 19時) (レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
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