札幌ドームで待っててよ

49：アヤナ ページ49

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｢ 何カッコつけてんだよ、気持ち悪い ｣

｢ なに告白とかしちゃってんの？｣

｢ 乙華の前でするとか、あんたも大概性格悪いね ｣

｢ さっさと片付けよーぜ ｣









どうぞ、好き放題言っててください。

数分後にはその口が開かないようになってるから。








｢ それ、後で後悔すればいいよ ｣

｢ あーあ。怒らせると怖いんだよ。
そこの女の子二人とも…。｣







剛くんと陽平さんが私の意思を察して
そう言ってくれた。







｢ さっきからゴチャゴチャと好き放題言いまくって
うちの可愛い球団職員を誘拐して、縛ったりして






挙句の果てに乙女の恋心を踏みにじって…








さて、葵。どいつからやる？｣









｢ そうね、" アヤナ " 。
正直どの男も秒でやれるね ｣









ゆっくりとヘアゴムを外し、
ゆっくりとメガネを外す。

そして手櫛で髪を整える。









｢ え…？……アヤナさん…？｣

｢ Aちゃんが…？？｣









｢ お前ら、あんま調子乗ってると、
命の保証はしないからな。 ｣





バンッと勢いよく1人の男を壁に投げる。

そして髪を引っ張り、頭を何度も壁に叩きつける。




｢ 痛いっ＿ やめろ…！！クソっ…！！｣

｢ あ？誰に向かって口効いてんだよ。
まだ喋る余裕残ってんのかよ ｣






そして腹部に蹴りを入れると
その男は動かなくなった。

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