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拾弐 ページ13
あ「……ごめんなさい。本当にごめん」
____それは今より1か月と数週間前。
俺は主に呼ばれてこの本丸にきた。
「へへっ!いっぱい活躍するから、期待してくれよな!」
「あははっ!宜しくね、獅子王」
その人はじっちゃんとは違って、若くて、女で、まだか弱い人間だった。
花を愛で、刀を丁重に扱う心意気と、戦においての才能に俺は惚れこんだ。
そして、その思いは通じたと信じていた。
「ねぇ、獅子王。どうしよう?もう審神者辞任したいんだよね」
「えっ…と、帰ってきてくれるんだよな?」
「いやぁ?帰らないよ。そろそろ別の沼地探索に行きたい」
主はなにやら元は探索者だったのか、そんな事を言うようになった。そして……
あの日がきた。
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