三十五振り ページ42
貴『…どちら様でしょうか。』
外面ｽｲｯﾁON！！
ニコニコと他所に向かうときに使う営業スマイルを顔に貼り付ける。
？「ククッ。流石は浪花家の一人娘と言った感じだな。一瞬で営業スマイルに切り替えやがった。なあ黒霧。」
？「はい。なんですか死柄木さん。」
黒霧と呼ばれた人？は、丁寧に返事をしていた。
？「こいつ、やっぱり連れて帰ろう。」
？「そうですね。…Aさん。」
貴『ひゃい！？あ、噛んだ…。』
こんな大事な場面に返事で噛んだ。
あー。かっこ悪。
？「私達の…いえ、敵連合の仲間にはなりませんか？」
貴『…は？え、何をおっしゃるんですか？私、これでも雄英をヒーローを志して受けたのですが。大変失礼ですが、丁重にお断りさせていただきます。』
よし。噛まずに言えた。←
？「…実に冷静な回答ですね。死柄木さん。どうしますか？」
？「…黒霧。お前早く残りのガキんとこ行け。」
？「はぁ。わかりました。…Aさん、お気をつけて。」
そう言い残してワープの個性？を使ってそこから消えていった。
え、待ってよ。まともそうな黒霧さん居なくなったよ？！お気をつけてとか怖いって！！ひー！！ここから逃げたい！！
内心パニック状態の私。
最近パニック多い気が…←
それでも表面ではニコニコと笑う。
貴『それで？死柄木さん。なぜ私なんでしょうか。』
死「お前、治癒の個性持ってんだろ？しかも相当強力なやつ。治癒の個性があるとこっち(敵連合)としてもありがたいんたよ。お前、これ聞いたんだ。仲間になってもらうぞ。」
貴『いや、仲間にはなりませんが。』
はっきりを心掛ける。
死「ククッ。いいねぇ。肝も座ってる。しかも聡明だな。いいなお前。おもしろい。」
うわ、怖わっ。
顔に着けてる手の間から私と同じ赤い目がこっちを見定めるようにして見る。口角は上がり、ニヤァと笑っている。
貴『いや、だからなりませんってば。人の話聞いてますか？』
この人の個性は何か分からなくてきつく言うのが少し怖いが、ここは賭けに出るしかない。
死「っ、ふーん。賭けに出たか。…おい、お前後ろ見てみなよ。」
一瞬しかめっ面をしたが、直ぐにさっきまでの顔に戻った死柄木。
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ダンボ - 推薦組の入試って、一般と別だった気がするんですけど、説明していたらすみません (2018年8月30日 1時) (
レス) id: 3d7e596533 (このIDを非表示/違反報告)
赤い狐 - 続編完成いたしました！！体育祭から書かせていただきます！長くなるとは思いますが、続編でもよろしくお願いしますよ！！ (2017年9月18日 13時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
赤い狐 - 睡蓮さん！ありがとうございます！続編も頑張っていこうと思います！よろしくお願いします！ (2017年9月17日 20時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - とても面白かったです！楽しませてもらいました！ありがとうございます、これからもがんばってくださいね！ (2017年9月17日 19時) (レス) id: f9de25bbba (このIDを非表示/違反報告)
赤い狐 - 抹茶サルサさん！はい！頑張ります！ (2017年9月17日 13時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い狐 | 作成日時：2017年9月2日 16時
