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気合い充実 ページ9

「明日も試合だから、今日はこのくらいで勘弁してやろう」

渋々影山を解放する決意を固めた。

結局2人でベッドの上で膝枕からの横になって、ゴロゴロしちゃったよ。
しかも何故か私が・・・影山に腕枕してる。
腕の中の影山、超至近距離。
ドキドキがドキドキでドキドキだ。

「そうだな。ふわぁ〜・・・俺の方がご褒美だった」

あくびしながら私の腕枕に頬ずりして、柔らかいとか言ってる。
二の腕プニプニって事ね。

「筋肉だから、力入れるとカッチカチだから!」

「わーってる。力入れんなよ。触らせろ」

Tシャツの袖をめくられて二の腕フニフニ触られる。

「・・・くすぐったい!」

「柔らかいな千景・・・」

・・・めちゃくちゃドキドキするっす。
そんなとこ触られた事無いのに、初めてだよ。
満足そうな笑顔の影山。

「そうですか、これで今日の疲れ取れましたか?」

「おう、リフレッシュ出来ました」

何をキリッとした顔して。
もう!
二の腕に乗ったままの影山の頭をギュッとする。
可愛い!

「んぶっ!?」

「影山のお役に立てて光栄です!明日も勝つぞ!!」

明日はもしかしたら青城戦になるかもしれないから、私のパワー全部を影山に!
って気持ちで抱きしめる。

「ああ、千景と一緒に勝つ。ん〜!!」

「ぐええっ!?」

腰に回された影山の腕にぎゅうぎゅうと締め上げられる。

抱き締められてるのか。

「力強い!苦しい、離せ!」

「断る!まだ足りない」

とか言い合いながらベッドの上でじゃれ合う。

この調子だったらもう、明日は王様に会わなくて済みそうかな。
後はケガ無く、ベストの状態でプレイ出来ますように。

ギブギブと言って腕をタップしてようやく解放された。


「じゃあまた明日な」

「うん。また明日ね。おやすみ影山」

「おやすみ千景」

ほっぺにチュ〜して影山が帰ってしまった。

今更ほっぺにチュ〜で照れてしまう。

寂しいけど・・・よっしゃ!
影山のラブパワーチャージしたし、気合い充実しております。
試合出ないけど、気合い充実しております!

明日も全部勝って全国へ行くぞ!!

対和久南戦→←甘やかしたい



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:球技大会 | 作成日時:2020年2月5日 23時

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