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公園寄ってく ページ41

「お父さん!ありがとうございました!」

撮影を終えた父からビデオカメラセットを受け取る。

「おめでとう」

「うん。ありがとうございます」

親子でハイタッチ。

「影山君カッコよかったね〜」

「うぇっ?」

「彼がプレイしてる時が一番感情が顔に出る。分かりやすいね、そういうところ母さんそっくりだ」

バレた!

「普通分かっても言わなくない?」

「照れない照れない。告白とかは?」

聞くかそれを!?
恥ずかしくて言えない!
付き合ってるって言ったら絶対にもっと聞いてくる!
教えるもんか!!

「あーもう!!うるさいなぁ!!」

「あの小さかった千景が・・・」

「わぁー!!!優勝したんだから試合の感想とか言ってよ!!」

父は監督とコーチに挨拶をして帰って行った。

その後、前回と同じお店で食事会が行われる。

「うがいぐぅ〜ん!!ぼぐは、ぼぐは嬉しいですぅ〜!!」

ぐしょぐしょの武田先生。
その対応に追われる烏養コーチ。

疲れて寝ながら食べる人、お皿に顔を突っ込み寝そうになる人、お皿割られないように気をつける清水先輩。

みんな全力出し切ったんだよね。



「影山〜!寝るな!寝たら死ぬぞ!!」

「おう・・・起きてる」

影山はボーっとしながら歩いてる。
眠いんだろうな。
あとちょっとだ。
車道に出ないように支えて歩くけど、体重かけ過ぎ!
重い!

「今日は影山ん家まで送ろう。コイツ途中で寝そうだ」

「寝ねぇ。くわぁっ・・・」

大口開けてあくびしてる。
うん。送ろう。

「翔陽は大丈夫かな。チャリで居眠り運転とか・・・帰ったら電話しよ」

よっこいしょ、と影山の腕を肩に乗せ直した時、グイッと抱き寄せられた。

「んおっ!?どうしたの急に」

「公園寄ってく」

ああ、ちょうど公園だ。
寄ってくったって・・・。

「ダメ。そこで寝ちゃうでしょ。家帰るよ〜」

「喋りたんねぇ。今日親父さんいるから部屋行けねぇし・・・寄ってく」

グイグイと公園へ。
クッソ、力強い!

マジマジのマジで→←ツーショだよ



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:球技大会 | 作成日時:2020年2月5日 23時

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