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ミーティング ページ28

白鳥沢戦へのミーティングが始まる。

烏養コーチは私達が作った資料を全員に手渡す。

ノヤッさんと田中先輩は清水先輩からの贈り物として心底嬉しそうだ。
頬ずりはいいから中身読んでくれや。

烏養コーチはその様子に、やっぱりな、と言いつつミーティングを進める。

「白鳥沢は力押しのチーム。こっちのガードなんかお構いなしにブン殴られる覚悟しとけ」

ブン・・・バレーの試合ですよね。

「でも『点を獲る力』では絶対に負けていない。まずは殴り合いを制せ」

コーチやっぱりヤンキー?
でも気持ち的には合ってる。

殴り合いを制する!!



「おい、帰んぞ」

「うん!でもちょい待って、もう一回チェックする」

持ってく荷物のトリプルチェックをする。
よしオッケー!

「ツッキー達は?」

「先に坂ノ下行ってる」

じゃあ途中までだね、と言って手を繋いで歩く。

「顔面もう痛くない?」

「おお、忘れてた。全然痛くないから大丈夫だ」

「良かった。あのね影山君」

「何だ?」

「スパイクも、ツーもかっこよかったです。いつも以上に!かっこよかったです!」

「・・・あざっす」

「ガチ照れですか?」

「うるせ。いいからさっさと行くぞ」

「照れてる影山が・・・可愛い」

「お前の変顔の方が可愛かったぞ」

「あれは忘れて」


「おーい影山ー!千景ー!!腹減ったーなんか食おうぜ!」

翔陽が坂ノ下前でビョンビョン飛び跳ねているから、そっと手を離す。

「また後でな」

そりゃそうだ。
繋ぐよね。

「うん」



〜東峰side〜

今影山と橘の背後にいるんですが。

2人手繋いでる!

きっと自分たちが1番最後尾と思ったんだよな。

ごめん!
忘れ物とりに戻ったから俺いる!
ごめん!!

後ろにいるってバレないよう細心の注意を払って歩く。

正直バレーの試合より疲れた。

勝利の為に→←ツッキーのファンサ



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:球技大会 | 作成日時:2020年2月5日 23時

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