雄英高校キラキラ光る (ページ10)

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マスコミさんいらっしゃいページ10

今日は朝からマスコミが学校前に大集合で凄いことになっている。

「あのマスコミ全部がオールマイト先生への取材希望者ですか？」

ミッドナイト先生と監視カメラ映像をみるが・・・。

撮影許可とってあるのかな？

ミ「そうよ。私達の出勤時はまだ少なかったけど、時間が経つにつれてドンドン増えてきたわ」

「オールマイト先生人気凄いや。あ、生徒は大丈夫でしょうか・・・」

ミ「雄英のセキュリティがあるから大丈夫よ。それにイレイザーとマイクに対応頼んだし」

2人がマスコミ対応か・・・うわぁ頑張れ！

朝のミーティング前に、マスコミ対応を終えた2人が戻ってきた。

マ「ああ～・・・敵どもめ・・・」

フラフラのマイク先生。
いつもハイテンションだからこんなに疲れを顔に出すのは珍しい。

イ「ったく、朝から・・・」

イレイザー先生もイラついている。

「本当にお疲れ様でした。どうぞ」

2人に少しぬるめのお茶を出す。

マ「はぁ～癒されるぜ柊良ちゃん」

「どうですか？」

マ「疲れた喉に効くぜ。ん？何？何でそんな見つめてくれるの？ついに俺に惚れちゃった？」

「いえ違います。疲れてる姿が珍しくて」

マ「否定早すぎだろ～？」

イ「・・・」

「イレイザー先生・・・緑茶苦手でしたか？」

先生は渡された湯呑みを見つめていたので声をかけた。

イ「ん・・・旨い」

よかった・・・。
もう一杯？
とジェスチャーするとイレイザー先生は頷く。

今度は少し熱めに。

マ「はいそこ！2人の世界禁止～！俺にもおかわり欲しいぃい～」

マイク先生が両手をバタバタさせて割り込んできたので話は途中で終わる。

「ところで今日オールマイト先生は？」

マ「ああ、今日はいないぜ。いや～しかしマスコミは明日も来んのか？」

「・・・明日も頑張って下さいね」

マ「他人事だと思って・・・」

拗ねてしまった。
仲直りのためにリカバリードロップを手渡した。

マ「サンキュー柊良ちゃーん！宝物にすんぜ！」

食べて。

やっとお昼。
授業の進め方を確認しながらいつものベンチでお弁当を食べる。

「ん～、良い天気だ～」

お弁当を食べ終え日光浴する。
ポカポカだ～。

突然校内に警報が鳴り響く。
この警報は！？
何だっけ？

とりあえず校門へ向かい走るけど、途中でマスコミの大群が校内に侵入してきている場面に遭遇する。

警報の原因はこれか。

「セキュリティシステムは？」

簡単に侵入させるなんて。
周囲の生徒に校舎内に戻るよう指示を出す。