雄英高校キラキラ光る (ページ36)

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お昼休憩ページ36

ご飯とスムージーを4人分購入。

マ「ええ！？何それ全部食うの？」

「イレイザー先生に差し入れしようかと思って。こっちは今日案内してくれたお礼でマイク先生のですよ。さてと、そろそろ戻りましょうか」

マ「俺のも？ありがとうな～。じゃあこっちは俺から柊良ちゃんへ」

さっき気になっていた猫の肉球型フィナンシェだ。
こういうさりげないとこ、手練れだ。

お礼をいい、お弁当とお菓子を交換。
その後、イレイザー先生の所へ差し入れに向かう。

黄色い寝袋に入って寝ている。

マ「起きろ～俺と柊良ちゃんからの差し入れだぞ」

「お疲れ様ですイレイザー先生。午後も頑張って下さいね」

イ「・・・ふわぁ・・・どうもありがとうございます」

「先生、寝ぼけてます？」

反応が鈍い。

イ「・・・ん？」

マ「マジ寝キメテたんかい！？」

とにかくマイク先生に案内のお礼を伝え、実況ルームを出る。
そうして、もう1人分のお弁当を・・・目当ての人物の元へ。

少し探し回って、やっと見つけられた。
オールマイト先生。

「八木さん」

トゥルーフォームなので一応こっちの名前で呼ぶ。

オ「ん？ああ、柊良先生か。そんなに慌てて、何かあったのかい！？」

慌ててた？
つい嬉しくて走ってきたからか。

「いえ、もうお昼は食べましたか？」

オ「お昼？いやまだだよ。この混雑だろう？少し時間を置いてからにしようかと・・・」

「ああ良かった！それじゃあこれどうぞ」

小さいサイズのお弁当とスムージーを手渡す。

オ「ええ？良いのかい？」

「はい。色々お世話になりましたから。量は多過ぎませんか？少しでも良いので、お昼食べて下さいね・・・それじゃあ午後も頑張りましょうね」

無言が怖くて立ち去ろうと後退りを始めた時・・・

オ「柊良先生！」

「はい？」

オ「せっかくだし・・・一緒に食べないかい？」

受け取ったお弁当を大事そうに抱えて小首を傾げている。

「・・・はい！」

実はほんのちょっと期待していたけれど、自分から言い出せなくて・・・。
向こうから誘ってもらえて嬉しい。

人気の無いスペースを見つけて2人で座りお弁当を開ける。

オ「いただきます」

「・・・」

お弁当無理かもしれないと思ってスムージーも買ったけど、パクパクと食べてくれてる。
無理・・・してないよね？