雄英高校キラキラ光る (ページ35)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:10,335 hit

雄英体育祭開催ページ35

いよいよ今日は体育祭当日。
凄い賑わい。
今のところ競技は順調に進んでいる。
数十人の怪我人がいるけれど、これでも順調らしい。

リ「怪我人は例年より少ないね～」

だそうだ。

マ「イエーイ！！柊良ちゃーん！！ランチデートしようぜぇー！！」

実況絶好調のマイク先生が救護所に顔を出してくれた。

リ「行っておいで」

マ「よっしゃ～！行って来まっす！！」

「では行って参ります」

マイク先生と一緒に体育祭のお祭り騒ぎを満喫する。

「あ！！プレゼントマイクだ！！」
「ラジオいつも聴いてるよ！」

来場者から声をかけられるマイク先生。

「凄い人気ですね」

マ「ドンウォーリー！！柊良ちゃん一筋だぜ！」

ビシッと指を刺されてウィンクスマイル。
いつもだとここでイレイザー先生が止めに来てくれるんだけどね・・・。

「あ、イレイザー先生はどうしてるんですか？」

マ「えぇ～？俺の告白無視で別の男の心配？？イレイザーなら実況ルームで寝てるぜ！」

イレイザー先生は強引に実況に巻き込まれてた気がする。

マ「・・・イレイザーの事心配？」

「回復具合が気になります」

最近、体育祭の準備で継続治療も出来ていなかったし。

マ「ふ～ん。本当にそれだけ？」

またそうやって・・・。

「ウソついてどうすんですか。あんな大怪我なのに実況して・・・」

マ「あいつ結構丈夫よ？包帯ぐるぐる巻きなのは余計な仕事振られないように擬態してるだけだからね」

「本当ですか？後遺症とか心配してたんです」

個性発動時間の減少があるっていう報告があったし。

マ「柊良ちゃん真面目だね」

「私が・・・ここにいていい理由ですからちゃんとしたいんです」

マ「柊良先生のそゆとこも好きよ、オレ」

同僚としての好意を示された。
茶化された感じはないけど、温かい目で見守られている。

「・・・急に真面目トーンで言うのやめて下さいよもう！」

マイク先生・・・ずるい。
チャラ男からのマジトーン・・・これがギャップ萌え？
そういう反応に慣れていないから、どう返せばいいのか分からないんだってば。

戸惑ってしまう。

マ「あ！照れてる？可愛い！益々好きになっちゃうなぁ～！」

いつもの感じに戻してくれた。

「ここのご飯買いましょう」

マ「愛の告白またスルー！」

この位の距離感でお願いします、という無言の圧力をかけておこう。
マイク先生は大人だし人間が出来ているから、分かってくれている。