今日:11 hit、昨日:11 hit、合計:11,815 hit
小|中|大
抱きしめたい ページ50
〜影山〜
今頃、アイツは家で1人か。
名前呼ばれた時、行かないでとか、側にいて欲しいとか、言われるんじゃ無いかって期待した。
期待?
側にいて何か出来る事あんのか?
今日あの先輩と話が出来てスッキリしたって言ってたし。
じゃあ良いじゃんか。
それなのに何でだ。
バスケプレイしてる姿が観たかった。
俺がいればあの先輩から守れたのに、とかアイツの事ばかりが気になる。
今が明る過ぎんだアイツは。
だから無理してんのかって、心配になる。
電話・・・はおかしいな。
さっき別れたばっかだし。
あークソ!
あんな話聞いたから、そう思うだけだ。
側にいたい、1人にしたくない、抱きしめたいとか・・・。
マジか。
抱きしめてどうすんだよ。
言ってただろ、俺にどう思われるか怖いって。
俺とアイツはいつも通りだ。
変わんねえ!
アイツを怖がらせない!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:球技大会 | 作成日時:2019年9月9日 19時