#12 ページ12
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･
宏樹｢何でだよ〜ｯ!｣泣
輝｢ぅぅｯ…ごめんｯ……｣泣
･
なぜこの2人がここまで荒れているのか……
それはほんの数分前……子供達がおやつを取りに行く時のこと……
_____
宏樹｢宏樹も食べてないから行ってくるね｣笑
そう言い末っ子達と一緒にキッチンへと向かって行った宏樹…
この場にいるのは私と輝と大の字で眠る雄太のみ
雄太のお腹を布団で隠している時……。
圭太と涼が(くしくは圭太に引っ張られ)走って戻って来た。
圭太｢ママｯ!!｣汗
｢どうしたの…?｣
輝｢?｣
切羽詰まった表情の圭太に自身に緊張が走った…
涼は圭太に握られた手を力強く握り返している…。
圭太｢宏樹君が……｣
涼｢なきそう!｣
｢…え?｣
宏樹が泣きそう? どういうこと??
圭太｢とにかく来て!!｣汗
そう言い,空いた片手で私の裾を引っ張り
キッチンの方へと向かって行く。
輝｢………あｯ｣
･
キッチンへ入ると,宏樹の周りを弟達が囲み
何やら言い合いをしている。
｢どうしたの!?｣
すると大地達がこちらに振り向き
一斉に声を出して言った。
大地｢宏樹のおやつが無いの!!｣
裕馬｢おやつが無くなったの!!｣
慧斗｢宏樹の分が無いみたい……｣
ごちゃ混ぜだが多分こう言ったのだろう…
内容は宏樹が取っておいた自分のおやつが無くなったとのこと……
｢心当たりは…?｣
宏樹｢……ない…。おうち帰ってからは食べてないもん…｣
そう発する宏樹は今までに見ないほど
落ち込んでいる……
他に誰かが食べたのか…
慧斗から侑が保育園から帰ってくる時は
上3人は既に帰宅済みの時間帯だったはず…
それならば輝と雄太のどちらかだろう…
食べているのならば。
その時…輝が伺うようにこちらを覗き込んでいるのに気づく。
あの挙動不審な動きは
"僕がやりました"と言っても過言なほど…。
｢輝…?｣
輝｢! ……｣
私の呼びかけに一瞬,顔を引っ込めるが
また少し顔を覗かせ,こちらを見ている…。
｢(犯人確定ね…)｣苦笑
すると,その行動を見た宏樹が……
輝の前まで行くと…
輝｢うわｯ!!｣(ドサッ
｢!｣
輝を思い切り倒した。
その反動で輝も尻餅を着いてしまったほど……
｢宏樹ｯ…!｣
咄嗟のことに私も輝も呆然としている…
大地｢あわわわ…ｯ｣汗
裕馬｢怖い……｣泣
宏樹の予想外の行動に弟達も唖然…。
涼と侑に関しては,お互い抱き合って長男の様子を伺っているほど…
輝もﾋﾞｸﾋﾞｸしながらゆっくり立ち上がった…
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遥香(プロフ) - ユナナさん» いえいえ！ (2022年10月3日 12時) (
レス) @page30 id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
ユナナ(プロフ) - 遥香さん» ありがとうございます(´；ω；｀) (2022年10月3日 11時) (レス) id: aa62d79c29 (このIDを非表示/違反報告)
遥香(プロフ) - はい！私、この作品大好きです！だから、飽きない自信があります！ (2022年10月2日 8時) (レス) id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
ユナナ(プロフ) - 遥香さん» ありがとうございます^^ 飽きられないように書いていけたらな(＾＾） (2022年10月1日 12時) (レス) id: aa62d79c29 (このIDを非表示/違反報告)
遥香(プロフ) - いえいえ💦はい！ゆっくりでもいいですよ！私は、更新されるまでこの作品を何回も読もうと思います！笑 (2022年10月1日 10時) (レス) id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナナ | 作成日時：2019年3月10日 11時
