≪B-PROJECT≫#こたつプラス ×14人

with寺光遥日_2 ページ4

「わ、ちょっと」
「へへ、捕まえた」

力強い腕の感触に、思わずどきどきしてしまう。

「いやあの、勉強」
「はかどってないんでしょ？」

…さすがハル、台所からでもわたしが試験勉強を投げ出したくなってたのを見ていたらしい。「いやいや」わたしはどきどきを誤魔化すように声を上げる。

「休憩に、ほうじ茶飲みたいんだけど」
「まだアツアツだよ？」

A猫舌だよね、と見透かすような瞳でじいっと見つめられる。抵抗しても無駄だよ？なんて言いたげな表情で、にやりと口元に笑みを浮かべた。

「折角俺がいるんだから、勉強なんて後にしなよ」
「は、ハル」

くん、と頬に鼻を寄せられ、唇が落とされる。柔らかな感触に、たまらずハルの服の裾をぎゅっと握った。

「冷めるまでいちゃつこうぜっ」

悪戯っぽい光を宿したその瞳に、もう逆らうことなんてできやしない。

ちらりと視界の端に大学ノートを捉えるけど、「はいはい見えないよー」すぐにハルの手でふさがれた。


＋＋＋＋＋
「ほい、俺特製ほうじ茶」遙日はこたつ机にカップ二つ並べて当然のごとく隣に座る。距離の近さに腰をずらすと「逃がさないもんね」肩に手を回しぐいと抱き寄せられた。いやあのほうじ茶飲みたいんだけど「まだアツアツだよ」抵抗むなしく唇が寄せられる「冷めるまでいちゃつこうぜっ」 #Bプロプラス


はるぴょん。面倒見よさそうで、いろいろ気づいてくれそう。けど色々雑そう。で、弥勒に怒られそう。あかねにフォローされて、唯月の言葉で完全復活！このスパイラルキラキンかわいい。

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