呪われた血 (ページ7)

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７　恋人ページ7

ダンのスタンドは体内に入り込むスタンドだったらしく、ジョースターの脳の奥に潜り込みダンが傷つくと同じようにジョースターも(数倍で)傷つく仕組みらしい

私達は分かれている承太郎が激怒していたが皆で抑え込み今に至る、花京院達はスタンドをどう倒すか考えるために走って行ってしまった

ダ「借りとくぜ？さあ、行こうか何が食べたい？」

承太郎から借りるといったお金で私の腰に手を回すダン

『生憎、人から盗んだお金でご馳走されても嬉しくないわ』

ジョースターが死のうが私には関係なかったがダンと言う男の手口や性格が心底嫌いだったため冷たくあしらう

ダ「…ッチ、何見てるんだよッ！」

振られた腹いせに承太郎を殴るダン

承「‥ッ、」

祖父の為に耐えている姿を見て少し心が痛んだ
歩くと堀が見える

ダ「堀か、この堀飛び越えてわたっても良いが
もし躓いて足でも挫いたら危険だな…

向こうの橋まで行くのも面倒臭いし、おい承太郎
堀の間に横たわって橋になれ…その上を渡るからよォ」

ニヤニヤしたとした顔で承太郎に命令するダン

ダ「どうだ？橋になってくれないのか？」

承「テメー、何ふざけてやがるんだ」

『人の上を渡るだなんて悪趣味だわ』

ダ「橋になれと言ってるんだッ！！
このッ、ポンチ野郎がっ！！」

承太郎がいう事を聞かないのが気に食わないのか逆上し自分の足を近くの柱にぶつける

ダ「どうしたァ？承太郎、あぁん？」

ニタニタとした笑顔吐き気がする、承太郎は仕方なく舌打ちをした後橋になる

ダ「よおーし」

橋になった承太郎を見るとご満足という顔、そしてわざわざ踏みつぶす様に渡っていく

ダ「中々しっかりした橋になったじゃあないか」

真ん中まで行くとぶらぶらと片足を揺らていた

『早く渡りなさいよ』

承太郎の手足が震えていることから身体共にきつい事は一目瞭然、ダンは上でジャンプし始める

ダ「何かな？ほれ、ほーれ！」

『だから、早く渡りなさいって言ってるの』

ダ「渡ってるじゃあないか、ほれッ！」

渡り切る最後に承太郎の手をワザと踏みつけていたそれも踵でぐりぐりと、見かねて堀を飛渡りダンの腕を引き寄せる

『私の前で人を痛めつけることはしないで
殺すなら痛みなく殺しなさいこの悪趣味』

ダ「あ？何だこのアマッ！！
俺に指図するんじゃあないッ！！」

『‥ッかは』

承太郎の手の上から退かされたのが気に食わなかったのか思いっきり腹を殴られた