７ 入学式 ページ9
朝になると二人が家を出たのを感じた
その後直ぐに起き用意をし
一人でリビングに座りコーヒーを飲む
多分、いつもの修行に行ってるのだろう
『久しぶりにゆっくりできたな』
ぼーっとしているとリビングの大画面に
電話のマークが移りだす
一瞬考えるもモニターに手をかざし対応する
風「やあ、君がいると思たよ」
『…少佐』
風「その呼び方は止してほしいと
伝えたはずだがね」
画面には独立魔装大隊隊長
風間玄信が映っていた
『…風間さん、どうして此処に？
セキュリティー結構厳重だと思うのですが』
風「そうだね、厳重すぎて苦労するよ」
『で、用件は？』
風「A君、最近ね魔法師が本来持っている
キャパシティを超える規模の魔法式形成を
可能にする装置の噂が出回っていてね…」
『設備のセキュリティー強化のために
俺にモルモットになって欲しいんですね』
風「そういう表現は好ましくないが
君の力を借りたいと思っている」
『分かりました、では１時間後にいつもの場所に』
風「学校はいいのかい？」
『はい、そんなに時間かからないと
思いますので遅れて出席しようと思います』
寂しそうに微笑む風間少佐
立場と想いの間で葛藤しているんだろうなと
此方も心が痛む
風「じゃあ、待ってるよ」
そう言って通話が切れる
学校には連絡を入れ
達也にも連絡を飛ばしておいた
『行くか』
制服を着て目的地へ向かう
飛行魔法を使い目的地へ向かう
軍の施設の一つにつけば
大きな部屋に通される
「お待ちしておりました」
白衣を着た研究員が挨拶をしてくる
内容を聞くとＣＡＤありで防御魔法を展開し
攻撃を防げばいいとのこと
そのデータを元に達也にでも
強化を依頼するのだろう‥
『大丈夫です、いつでも始めてください』
複数人の魔法師が容赦なく一斉に
魔法を打ち込んでくる
球体上の遮断フィールドをそれらを張り防ぐ
魔法師達の限界が来れば
実験は終わった
『もう、大丈夫ですか？』
「あ、有難う。助かったよ…
詳細は此方で報告しておくから
司波君は学校に向かって大丈夫だよ」
いつもこれだ実験が終われば
人を化け物のように見てくる人達
この目が大嫌いだった
俺はその眼から逃げる様に
施設を後にし学校へ向かった
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ミチルンルン(プロフ) - 更新楽しみに待ってます🥰 (1月3日 23時) (
レス) @page20 id: 107ef6d634 (このIDを非表示/違反報告)
空白 - 凄く面白かったです (2022年3月21日 1時) (レス) @page13 id: e38918ab99 (このIDを非表示/違反報告)
uka8502(プロフ) - すっごくすっごく面白かったです!!更新停止って悲しすぎます!!更新してください!!頑張って!! (2020年9月20日 22時) (レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 初コメです！すっごく面白いです！！この作品好きです！！続き楽しみに待ってます！ (2019年4月24日 19時) (レス) id: b207c7ff5b (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 雀さん» 頑張ります！ (2019年3月1日 17時) (レス) id: b7d1d50ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2018年12月19日 12時
