１２ 入学式 ページ14
真「そろそろ
本題に入りましょうか」
生徒会室の全員が食べ終われば
会長が本題の話を切り出してきた
真「当校の生徒会長は選挙で
選ばれますがほかの役員は
生徒会長に選任、解任が
委ねられています
各委員会、一部を除いて
会長に任命権があります」
会長の話を要約すると
深雪に生徒会に入って欲しいとのこと
恒例行事ともいえる行為なのだろう
深「会長は兄の入試の
成績をご存知ですか！？」
深雪が立ち上がる
予想し思った通りの言葉
自分を入れるのだったら達也の方が
適任だとでも伝えたいのだろう
『こうなるのは当たり前か』
ぼそりと呟くと
達也の入会もして欲しいとの
熱弁を繰り広げる
鈴「残念ながらそれは出来ません
生徒会の役員は第一科の
生徒から選ばれます
これは不文律ではなく
規則です。これを覆すためには
生徒総会で制度の改定が
決議される必要があります」
『達也の事はごもっともだと
俺は思うけれど此処は学校
規則は絶対だよ…深雪、座りなさい』
深「申し訳ありませんでした
部をわきまえぬ差し出口
お許しください…」
冷たい空気の中
会長が何とか次の話に繋げてくれた
深雪は生徒会に
そして達也と俺は風紀委員への
お誘いが来てしまった
達也が反論していたがチャイムが鳴り
話は中断された
達「Aならまだしも
どうして俺なんだ…」
『そりゃ、抑止力になるからだろ』
達「俺にそんな力はないよ」
『ご謙遜を…』
Ｅ組の午後の授業
魔法実習室Ｃにて場業を受け
放課後になり生徒会室にまた出向く
達「司波達也です」
深「司波深雪です」
『司波Aです』
摩「よっ！来たな」
深「いらっしゃい深雪さん」
生徒会の顔なじみの二人に
初めて出会う後ろ姿、嫌
俺が吐き気に苛まれたアイツがいた
範「副会長の服部刑部です
司波深雪さん生徒会へようこそ」
俺と達也を居ない者の様に
通り過ぎると深雪に挨拶する副会長
その姿を見た深雪は勿論不機嫌だ
真「早速だけどあーちゃんお願いね」
あ「は、はい」
摩「じゃあ、私達も移動しようか」
達「どちらへ？」
摩「風紀委員本部だよ
色々見てもらいながらの方が
分かりやすいだろうから」
『そんな場所があるんですね』
渡辺先輩が出ようとすると
服部先輩が止めた
どうやら俺達
気に食わないらしい
特に達也の事が…
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ミチルンルン(プロフ) - 更新楽しみに待ってます🥰 (1月3日 23時) (
レス) @page20 id: 107ef6d634 (このIDを非表示/違反報告)
空白 - 凄く面白かったです (2022年3月21日 1時) (レス) @page13 id: e38918ab99 (このIDを非表示/違反報告)
uka8502(プロフ) - すっごくすっごく面白かったです!!更新停止って悲しすぎます!!更新してください!!頑張って!! (2020年9月20日 22時) (レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 初コメです！すっごく面白いです！！この作品好きです！！続き楽しみに待ってます！ (2019年4月24日 19時) (レス) id: b207c7ff5b (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 雀さん» 頑張ります！ (2019年3月1日 17時) (レス) id: b7d1d50ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2018年12月19日 12時
