１６ 入学式 ページ18
副会長との正式試合に
勝ったという事実だけで
こうも見方が変わるのかと
少し驚きを隠せない
渡辺先輩の言った通り
実力で物事を考えてくれる人が
多いところだということが分かった
辰「３-Ｃの辰巳鋼太郎だ
宜しく司波君達、腕の立つ奴は大歓迎だ」
沢「２-Ｄの沢木碧だ
君達を歓迎するよ、司波君」
達「１年の司波達也です
此方こそ、宜しくお願いします」
『同じく１年司波Aです
宜しくお願いします』
達也が辰巳先輩と俺は沢木先輩と
握手を交わし挨拶が終わる
摩「よし、挨拶は済ませたかな？
今日はもう遅いからまた後日
風紀委員の仕事を詳しく伝えるよ」
窓の外を見ると辺りは
暗くなってきている
深雪を迎えに行き三人で早く帰ろう
達「分かりました
では、お先に失礼します」
『また、委員会で』
２人で風紀委員の本部を出て
生徒会室へと向かう途中
深雪がこちらに駆け寄ってくる姿が見えた
深「お兄様！A！」
サラサラとした髪をなびかせ
手を振る深雪、可愛いな
『深雪、もう用事は終わったのか？』
深「はい、大まかな事は聞きました
お兄様達の用事はすみましたか？」
達「ああ、大丈夫だよ。帰ろうか」
こうして三人で家に帰った
家に着くとリビングで少し寛ぎ
その後各々の部屋に籠る
『…広いのは慣れないな』
高い天井を見上げながらぽつりと呟く
そんな時に…
―――ピロン
一通のメッセージが届いた
達也からだった
今、深雪のＣＡＤを調整しているらしく
ついでに俺のもするらしいとのこと
『そう言えば最近調整してなかったな
使う機会も前より減ったからか…』
軽く欠伸しながらも達也の部屋へと向かう
深「…のお二方はお美しいですものね！」
深雪の声が達也の部屋から聞こえる
達「もしもし深雪さん
何か誤解されてはいませんか？」
深「美人の先輩に囲まれて
鼻の下を伸ばされていたお兄様は
…お仕置きですっ！」
―――ガチャンッ
魔法が使われたのと
何かがこける音がした
『深雪！？達也！？』
慌てて達也の部屋に入ると
倒れている達也と此方を見てくる深雪
深「Aもですっ！」
何が何だか分からないが視界がゆがむ
いきなり深雪に魔法を使われた
『‥ッ何、で』
理由くらい教えてくれよと
思いながら意識を手放した
深「お兄様、おはようございます」
達「俺、何かお前を
怒らせるようなことをしたか？」
深「申し訳ございません
悪ふざけが過ぎました」
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ミチルンルン(プロフ) - 更新楽しみに待ってます🥰 (1月3日 23時) (
レス) @page20 id: 107ef6d634 (このIDを非表示/違反報告)
空白 - 凄く面白かったです (2022年3月21日 1時) (レス) @page13 id: e38918ab99 (このIDを非表示/違反報告)
uka8502(プロフ) - すっごくすっごく面白かったです!!更新停止って悲しすぎます!!更新してください!!頑張って!! (2020年9月20日 22時) (レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 初コメです！すっごく面白いです！！この作品好きです！！続き楽しみに待ってます！ (2019年4月24日 19時) (レス) id: b207c7ff5b (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 雀さん» 頑張ります！ (2019年3月1日 17時) (レス) id: b7d1d50ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2018年12月19日 12時
